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日記、日々の想い 

息子の腕の中で、愛犬たちは…

例えば、こいぬを捨てた
それが、おまえのサイコの芽か
いや、それは
おまえに、捨てて来なさいと
言ったとうさんへの
責任転嫁だな
おまえは、元々
サイコパスの気質があり
それが、そんな風な
酷薄な日常の
積み重ねの中で
立派な酷薄非情
そんなサイコパスに
仕上がった
きっと、それだけの話
サイコパスは
ただのサイコパス
おまえは、息子が
その腕の中で
しろもちびも看取って
それを遠目で見て
確かに、こころでは
涙を流したかも知れない
でも、おまえは
生まれてこの方
一度として
消えるいのちを
抱き締めなかった
最期を、傍観していた
こころでは、泣いても
涙が、溢れる事は
なかったと言うこと
確かに、あの子を捨てた
あの走って逃げて
息が切れて、立ち止まった
あの夕暮れの土手道では
おまえは、涙が枯れる迄
泣いたかも知れない
あの時に、涙は
枯れてしまった
サイコパスな気質は
更に、拗れ始めた
言い訳…
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