他人前で、話すとか
歌うことも
なんか好きだった
色々、ふざけて
喜ばれる
それが、好きだった
でも、思春期にもなると
それは、無くなった
おまえが、拗れた
それも、あるだろうけど
回りも、拗れたのか
無闇に、他人前には
出られなくなって
他人中に、混じると
いや、混じれない
おまえ
そのことに気づいた
他人前は、良いけど
他人中が、まったくだめ
思い知った
他人前で
おまえだけの
ひとり舞台なら良い
おまえだけだから
他人中は
舞台ではない
いや、舞台に立っても
それは、他人中
おまえだけじゃない
それが駄目だった
社会不適合
ある種のだけど
そう言うことか
今は、そう思う
ただ、そうだな
あの頃は
そんな表現は、知らない
でも、それなりに
気づいては、いた
社会の、他人中は
おまえには、無理
だから、他人前が
無理なら
隅っこで良い…