今朝は、朝早くに、目が覚めてしまいました。もう一寝入りと、思いましたが。結構な風の音でした。最近は、風の強い日が、多い。寝付かれなくなってしまいました。
今日の、空港観測の最低気温は、9.6℃です。この時期としては、やはり高めなのでしょうね。風は、昼前でも、10m/sありました。吹き荒れていると言う程の風です。家のシンボルツリーも、大きく揺すぶられていました。公共放送のデータ放送の天気予報では、朝方から、4m/sと収まっている予想でしたが、まったく収まっていませんでした。最近の直近の予報精度からすると、珍しい大きな誤差でした。
昼下がりの今は、予想の2m/s以下迄には収まってはいませんが、5m/s位には、何とかなってきました。最高気温も、20℃を超えて、春の麗らかな陽気になっています。とにかく、風は強くても、陽光は燦燦だし、草木は、風にそよぎながらも、花々は、相変わらず咲き誇っていて美しい。コロナ禍が、嘘のような、春の日ですね。季節の進みだけは、穏やかですが、確かです。
何か、うんざりするニュースでした。彼は、都民で、勤めは、我がC県の隣りのI県だったようです。C県には、関係有りません。旅客機で、マスクの着用を拒否して、CAに暴力。緊急着陸となり、起訴もされた「マスク拒否おじさん」と呼ばれていた人です。そして、某私大の時給二千円の非常勤講師の仕事も、失ったとのことです。起訴の後、どうなったのかは知りませんが、まあ、色々と憤懣を、更に溜め込んでいたのでしょう。
まさかとは、思いましたけどね。こんなところにも、出没するとはね。C県の大半島の突端の街です。この「マスク拒否お兄ちゃん」。マスクおじさんではなくて、自分の子ども世代だから、マスクお兄ちゃんですね。起訴されてたんだから、少しは、大人しくしろよ。と、思う訳です。
その海辺のど田舎の街迄、わざわざ遠征して騒ぐとはね。マスク拒否だけではなく、手洗いも拒否したとのこと。マスクなんて、隠れてはしていたらしいのにね。何のつもりだよと、思います。マスクを、しない言い訳は、体調的な問題があるとのことだったらしいですけど。じゃあ、手指を洗わないのは、何で?、と思ってしまいます。挙句、また、騒いだ上に、暴力を振るって。警察呼ばれて、逮捕だと言うことです。まったく、どれだけ、社会不適合者なんだよ、と。
ちょっと見た現場の映像では、他の客全員が、彼を、嫌がっていました。それは、彼に対するいじめなんかじゃ無い。みんな、このご時世で、自分が罹りたく無いだけじゃなくて、他人にも、うつしたく無いと思って、少なくとも、マスクをして来店して、手指消毒くらいは、する訳です。それを、丁重な店員のお願いも、偉そうな様子で、居丈高に断って、他の客も、そんな彼に苦情を言っているのに、居座ろうとするのです。とことん、呆れました。
自分であれば、この状況下で、もし、マスクが出来ないのなら、飛行機にも乗らないし、飲食店にも行かないでしょうね。親の死に目に会えなくても、飢え死にしたとしても。他人に迷惑をかけるのが、嫌なので。個人の権利は、公共の福祉の為であれば、自分の私権だけを行使することが許される最低限のエリアだけで、我慢します。そんなエリアが無かったら、生存権以外は、全て放棄となっても、仕方がないと思っています。他人には、決して同じことを強制する気もないし、面と向かって、注意する気もありません。ただ、私権は、あくまでも、公共の福祉が優先された上で、成り立つものだと考えています。
自分は、実社会で、この「マスクお兄ちゃん」を見掛けたら、最大限の距離迄、逃れます。関わり合いたくないので。異論がある方は、いらっしゃるでしょうが。彼は、日本の大学の文系の最難関学部と言える首都の旧帝大の法学部、そして、大学院迄、卒業されているそうです。そんな優秀過ぎる人間を、自分は、説得したり、考え方を変えさせたりする自信など、一欠片もありません。関わらないことが、唯一の対処法だと思っています。自分の最低限の私権の及ぶ範囲に立ち入ったりしたら、瞬時に叩き出しますが。
自分は、首都に来ないでと言った都知事の言葉を、全面的に支持します。もちろん、今、脚の悪い自分は、首都などに行ける訳もありませんが。エッセンシャルワーカー以外にも、首都に行かなければ、生活の手段が無い人たちも、多くいると思います。それらの人たちが、反感を感じるのは、分かります。しかし、殆どの専門家も語っているように、この英国からの変異種は、まったく新たな、より危険な感染症が、発生したと考えるべきようです。昼のテレビで、MCが、府知事の言っていることは、論理立っているが、都知事の言い方は、感情的で受け入れられないと、言っていました。一見、一理もあるようですが、とんでもない。そうだとしたら、そんなことは、二週間前に、言うべきだった。実際、大阪は、医療崩壊なんて、生易しい状況では無さそうです。生命の選別が、始まってます。今は、今まで、それほど重症化しなかった働き盛り世代が、重症化し始めていて、助かる可能性の薄い高齢者は、家族が、呼吸器どうしますか、と聞かれる状態だそうですよ。府知事と、総理が、たった二週間ですが、ぐずぐずしていたせいで、こうなりました。
大阪は、看護師が、まったく足りなくなってしまっているようです。やはり蔓延し始めている京都、奈良、和歌山には、頼めませんから、滋賀に、足りない看護師の支援を頼むそうです。数字を見ると、滋賀も、過去最悪に見えます。本当、大丈夫なのでしょうか。
今の首都圏は、昨日の近畿圏に思えます。東京はもちろん、埼玉に加えて、マスク会食しか言うことのない能天気な知事のいる某K県も、明らかな危険水域です。もちろん、一旦、落ち着いていた我がK県も、一気に危うい雰囲気になってきました。都知事の頭ごなしの脅しは、反発する人たちがいても、自分は、敢えて必要だと思います。
自粛疲れなど言っている場合では、無いと思っています。施策がないなんて言っている人たちもいますが。ウイルスは、別に、政府が流行らせている訳でもなければ、自治体が流行らせている訳でもない。変異種も、不可抗力的に現れているのです。疲れたと言うなら、その先の発病、死も覚悟した方が良い。
確かに、日本人には、同調性圧力があって、そのことが、この感染症禍には、良い方に、働いたのでしょう。しかし、更に追い詰められつつあると思える今、人権や自由を言いながら、公共の福祉への個人としての貢献に対するしっかりとした自覚を、国民一人一人が、改めて自らに問い直さなければならない。そんな風に、自分は、考えます。
ただ、一つだけ都知事にお願いしたいのは、東京に来るなは良いけど、それなら、せめて、無闇に東京から出るな、とも言って欲しい。自分などは、気が弱いから、とても、危なそうな「マスク拒否お兄ちゃん」などには、何も言えません。だから、言いたい放題の都知事には、是非、「マスクお兄ちゃん」に、上から目線で、頭ごなしに、東京から出るな、と怒鳴りつけて頂きたい。