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日記、日々の想い 

冷血を、他人の温かみで知る

確かに、被害者意識
その痛みは、感じている
他人の助けは
借りない、出来るだけ
そんな思い上がりはある
そんな事は、あり得ないけど
若い頃などは
本気で、そう思っていたかも
だからと言って
他人を、助けない
そんな訳でもない
それなりに、助けていた
そうも、思い上がっている
でも、助けて貰えなかった
いや、それどころか
嫌がらせを受けた、とか
そんな風に思って
絶対、やり返してやるとか
足元を掬ってやるとか
そんな事は、あったかな
もちろん、そんな
愚かな応酬は
お互いの恨み、憎しみを
増幅させるだけだから
愚かな真似は、しないとか
それは、無かった
おまえは、愚かだから
たいがい、我慢したけど
仕返しが、怖いから
それだけの理由で
でも、だんだん
小狡さを覚えたから
陰湿に、分からないように
足元を掬ってやるとか
それは、あったかな
いや、出来るようになって
機会があればね
結構、掬っていたかな
そんなやり返しは
もちろん、それとなくだから
あんまり、気づかれたりは
しなかったけどね
ただ、そんな風な敵意は
たいていは、以心伝心だな
相手に、悟られている
何だかな、とは思うよ
表面は、妥協的でも
こころの底にある
敵意のうずくまりは
冷たく、冷え切って行く
血潮ごと、凍りついて
ただ、冷血
思いも、やり口も
ただ、冷血
反省は、何度もした
温もりにも
出会う時も、あったから
助けられる場面とか
稀には、あるから
そんな時には
おまえとの温度さは、歴然
おまえの冷血が
温められる
もちろん、恥ずかしいよ
おまえと言うやつはって
今は、どうかな
血は、冷たいまま
そのまま、だけど…

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