この去年
こんな風な、夢うつつ
あったかも知れない
ないかも知れないけど
いや、ないと困るよ
お題にならないから
あることとして
どんな感じかな、と
そう思ってみた
いや、子どもの頃とか
いや、思春期だったらとか
そんな感じだった
夢うつつの
まるで、境目みたいな
たゆたってる❓
まさかね
いや、あったかも知れない
けど、本当は
あんまり、覚えてない
子どもの頃とか
思春期とか
そんな頃のこと
書いていたりするけど
本当は、どうかね
そんなの覚えてない
おとなになって
我慢して
我慢し切れなくなって
それで、切れて
痛い思いをして
とことんの我慢を覚えて
でも、痛いだけ
何にも、良いことない
切れてみる
いや、小出しで切れて
痛いを遠ざけて
いや、また痛い
それで、切れたり
我慢したりとか
小狡く駆け引き
そんな生き方を覚えて
朝は、そうだな
感傷はない
日常、殺伐
その始まりだから
目が覚めた瞬間
全身覚醒
猶予はない
猶予なんてない
それで、何十年
子どもの頃の寝起きとか
思春期の頃の寝起きとか
どうだったとか
覚えている訳がない
目覚めたら、瞬時だ
全身、覚醒
容赦なく、覚醒
何のぐずぐずもない
…まあ、今は少し
違うかも知れない
戦いはないから
でも、夢うつつもない
夢は見ないし
起きたら、少しぼんやり
しばらく、ぼんやり
一日中、ぼんやりだけど
身体は、覚醒し切らないけど
戦いがないから
身体は、ぼんやりで良い
でも、そうだな
夢うつつはない
見ない夢、目覚めて
あたまは、覚醒
夢うつつはない
だから、そうだな
こんな風に、思ったこと
この夢うつつの瞬間
それが、多分
おまえが見たい
有り得ないけど
夢の夢うつつ
だったのかな…