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日記、日々の想い 

長生きしないと、思われていた

おじさんが、三男坊
末っ子だった
おまえは、三人兄妹で
末っ子だった
そして、共通点
幼い頃から、病弱
いや、おまえは小学生迄
ただ、小学生迄は、同じ
おじさんを育てたばあちゃんと
長男のとうさん
ふたりのふとした会話で
おまえとおじさんを
おんなじように見ている
それが、分かった
おとな迄育つかな、みたいな
おまえには
聞こえていないつもりで
しかも、ぼかしている
おとなたちは
おまえをそんな風に
見ていたんだな
凄く、こころに沁みた
でも、不思議だよね
おじさんだって
35才迄は、生きた
病気では
仕事を休む事の無かった
そんなとうさんは
結局.、46才で亡くなった
たかだか、とうさんは
おじさんより、11才しか
長生き出来なかった
何だか、不思議だ
下手をすると
子どものうちに、と
そう思われていたおまえが
思春期からは
大怪我はしたけど
大病は一度もせずに
おじさんは、もちろん
とうさんよりも
胆管がんで
53才で亡くなってしまった
にいさんよりも
遥かに長く
生きて来た事になる
正直、少し嬉しい
いや、家族が
早く亡くなったのは
嬉しくはないけど
おとなたちから
大概、諦められていた
あの子ども時代
そんな会話を耳にして
不安のどん底にいたのが
嘘のように思える
生きることは
生きていることは
おまえは、ちっぽけだけど
おまえにとっては
本当に、本当に
掛け替えがない、いのち
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