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日記、日々の想い 

緊急事態宣言は、ロックダウンでは有りません!

 何か、未だに、欧米で行われているロックダウンと、緊急事態宣言が、同列で扱われてしまうのに、物凄い違和感!
お昼に、風雲!大御所タックル報道ワイドショーを、見ていた。大体、この局は、特別に、好まない。憲法擁護、反自衛隊。人権擁護、外国人差別反対。内実は、共産全体帝国主義エージェント、勝手に造語慰安婦底無し謝罪補償、拉致被害は被害妄想で、発覚すれば知らんぷりの反日マスコミグループに、属するからだ。これは、善良で、消極的ではあるが、保守臣民の自分には、到底受け入れられないこと。
 しかし、それでも、敢えて視聴するのは、この局らしい反日姿勢がちら見える番組作りが、自分の敵愾心に火を付けて、怒りをふつふつと呟きながら、視聴すると言う、変態的な快感に浸っているからだ。
 そこで、表題。もちろん、出演者の選民の知的な皆さんが、そんなことを知らない訳が、無い。ただ、議論が進むうちに、何故か、欧米や、もっと苛烈な一部アジア諸国が課す人権弾圧的な抑制策と、単なる行政側のお願い程度の緊急事態宣言が、ごっちゃになってしまっていくように、思えて仕方がない。
 皆さん、分かってんるんでしょ!だからあっ、日本では、本当の規制策なんて、立法もされていないから、行えないし、行われていないんだから!お願いされて、多少お金も貰えるから、協力でもしてやろうかな、とそんなレベルでしょっ!
 若い出演者が、緩んでいるのが、ちょっと怖い.もっと厳しくとか言ってだけど。そもそも、そんな法もなぃんだから。緊急事態宣言で、ちょっと意識付けを、ってレベルでしょ。
 先日、ブラジルの自粛破りの集まりの取り締まり場面の映像を見たが、半端では無い。いきなり、警官隊が突っ込んで来て、集会者たちを、警棒でぽこぽこにしていた。人権も、へったくれも、あったもんじゃ無い。大体、ブラジルは、大統領からして、コロナは、ただの風邪だから、心配無い。経済最優先、と豪語していた国だ。おかげで、国を挙げての大惨事になっているが。ただ、手綱を締める時は、結局、このやり方をするのだ。
 番組は、欧米の、目標を立てた段階的な規制緩和策を見習うべきことであるかの如く、殊更に取り上げていた。確かに、一理ある。日本は、万全などと調子に乗ることなく、常に謙虚に学べるところは、学ぶべきだ。かと言って、それで、総理がどうだ、都知事がこうだ、とか。政府がどうだ、自治体がどうだ、と言う話になると違和感がある。謙虚も、自虐になって、過激な自己否定で、人々の不安を招き過ぎるのは、どうなんだろう。
 欧米など、所詮は、最悪な蔓延国ばかりで、施策を参考にするのは良いにしても、このコロナ禍においては、感染症対策で、引け目を感じる対象などではない。論外な感染状況を引き起こした西欧では、特別に優れた医療システムを持つとされるドイツが、昨年春など、盛んにテレビで喧伝されていた。現地の在住邦人に取材すると、日本を見下したように、誇らしげ、賢しらげに、ドイツの素晴らしさを語っていた。それが、一年経った今になってみると!
 人口比に直す。感染者が、9倍。死者が、12倍と言ったところか。もちろん、ドイツが。えっ⁉︎と、言うことだ。日本の今のコロナ禍に対する対策が、優れているなどあり得ないだろう。個々の検証や、批判はあって良い。しかし、過度な行政に対する否定の煽りの横行には、うんざりする。例えば、東京は、確かに、感染者数が突出している.しかし、様々な論者も自覚しているように、人口比以上の東京一極集中と言う現実がある。それは、長年、国民的な無言の合意のようなかたちで、誰が主導するでもなく、無原則で、でもあるかのように進んできてしまったことの結果とも思える。現代日本のポピュリズム社会の必然の成り行き。今の為政者にすべての責任を、押し付けられるのだろうか。総務省問題など、許し難い事例もあるが、しかし、それとこれを、すべて一緒くたにして、それで良いのだろうか。自分は、日本の政府、自治体は、十分に一定の水準にはあるのだろう、と思っている。
 批判的、更に、自虐になり過ぎて、自縄自縛になることはない。行政を批判的に考えれば、選挙の一票で、意思表示するしかない。行政の指導を、ただ批判するのではなく、良く聞き、一市民として、粛々と行動する。そのことだけを、まず考えたい。
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