そう考えている
思って、思って
そう考えた
だいたい、おまえ
おまえの世界
みんな、物だとして
例えば、物理で
あゝだ、こうだと
教えて貰っても
おまえには、さっぱり
難しいからだけど
でも、分かれたとしても
どうしようもない
きっと、そうだ
その自信はある
世界、いや宇宙
そこでは、おまえは
ただの飛沫
それも、この上なく些細
しかも、一瞬の間もなく
弾けて、消える
そんなおまえには
物理は要らない
いや、物理には
きっと、根っこは無い
世界にも、宇宙にも
根っこなどない
きっと、そうだ
なのに、意味❓
ある訳無いじゃんっ
いや、あってもなくても
どうでもいい
世の中では
本当には
多分、意味がなくて
それ以前に
意味があろうが、無かろうが
どうでもいい
そう思いながら
意味の海に
にどっぷりとつかり
必死で、意味を掴もうと
足掻いているおまえ
何でだろう
在って無いような
そんな、おまえ
一瞬、飛沫いている
そんな時に
在って無い、意味
飛沫いている
在って無い世界で
おまえは
こうして、意味の手探り
在って、無いこと
すべてが、そう
だから、このまま
