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日記、日々の想い 

いのちが盛ると言うこと

花の季節が、終わると
何だか、無惨だ
雨が降り、風は吹く
花びらが散る
終わる花は
まるまる散って
水溜り、泥塗れ
雨が、上がれば
叩かれ、打たれた
無惨な花の骸は
干からびて
無惨に朽ちてゆく
いや、花の季節だけじゃない
本当は、一年中
花は咲いて
やがて、無惨
でも、違うんだよね
特に春から夏はね
花は散って、無惨でも
木は残り
木は盛る
木のいのちは
青々と盛る
花は営みだけど
それだけでない
いのちは、花を散らせても
営みは、終わらない
日差しを、燦々と浴びて
打たれた雨粒も
しっとりと沁み込ませる
やがて、それも終わるか
いや、終わらない
木は、最期まで
終わることはなく
枯れながらでも
いのちを燃やしている
花は、二度と
咲かせないかも知れない
でも、いのちは
燃えて、燃え尽きる迄
何だか
おまえみたいだな…
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