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日記、日々の想い 

この記憶は、何なんだろうか…

確かにね
その頃、結構嵌っていた
作家KMの世界
檸檬を、京都のM善の
本の山の上に置く
檸檬は、普通時限爆弾
夢中で、店から逃げ出す
或いは、帰り道傍
そこは、ちょっした斜面
遥か下に、街が広がる
魅入られたように
斜面に呑み込まれ
雨上がり、泥濘
ずるずる、滑り落ちて行く
そんな心象に
支配されていたのだろうか
高校の帰り道
帰宅部、たったひとり
ちゃりを走らせている
道路は、当たり前
左端を走る
でも、それは
少し、違う
ルールじゃない
右端の側溝
無間に繋がる
闇の空虚、恐怖
必死で左端に寄る
そのつもりなのに
道の真ん中に寄って行く
何なんだろうか
もっと左端へ、と思う
なのに、ちゃりは
魅入られたよう、右端へ
もっと、左端に行け❗️
でも、恐怖が身体が縛る
ちゃりは、右端だ‼️
意識が飛ぶ
宙空を舞う
おまえは、確かに
宙空を一回転して
狭い側溝に呑み込まれる
そのかなたには
無限の闇…
ふと、我に返る
車輪を側溝に落として
横倒しのおまえ
それは、間違いない出来事
だったのだろうか❓
鮮明で、でもあやふや
記憶…

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