今日は、夏日？

　朝の公共放送のデータ放送を、見たのだが。何と、最高気温が、２５℃予想。これは、夏日⁉︎まだ、３月だよね。記録的なんじゃないのかなあ。

　今年の３月は、いや、２月位から、だけど。とにかく、記録的に、暖かくなった。昨年末から、年始に掛けては、結構、しっかりと寒かった気がします。豪雪で、かなりの交通障害が起きたようなこともありましたよね。それが、正月が、終わった辺りからだと思うけど、予報からして、暖かくなった。更に、その予報より、暖かい日が、続くようになりました。少なくとも、この首都圏の辺境では。

　未明は、大荒れの天気で、ただ、それで、一気に、また、暖気が、入ってきたんでしょうか。空港観測の最低気温は、何と、１５℃。これは、この時期の、普通は、最高気温でしょ。まだ、日が出ていないし、少し肌寒さもあります。しかし、これから、晴れてくるようで、更に、一気に気温が、上がる模様。

　それにしても、夏日とは！因みに、この自分の住む首都圏の辺境は、空港が作られたくらいだから、元々は、大河Ｔ川水系の湖沼周辺の水田地帯と、空港に潰された牧場なども散在した台地の畑作地帯と里山からなっていた。もちろん、空港と、初詣金満寺院の街は、それなりの地方都市に発展しているが、まだまだ、元過疎地で、人口密度も、少ない。あっ、自分の住むこの空港の隣町は、現在、また過疎地化している。だから、本来は、首都などとは、比較にならない程、寒々しい地域なのだ。それが、三月も末とは言え、夏日とは、ね⁉︎

　随分と昔になった、この田舎に一戸建てを買って、引っ越してきたあの頃。真冬の引っ越しだった。当初は、駅まで、自転車を使って、通勤していた。歩ける距離だが、ちょっと長め。朝、子どもの世話もある妻にクルマで送って貰うのは、気が引ける。それで、自転車だった。

　その前に住んでいたＫ県の政令指定都市のマンションも、手の出る価格だから、駅からは、バス利用しか出来ない相当な辺境にあった。ただ、都会のバスは、駅周辺が、渋滞でさっぱり動かず、時間が読めずに、自転車通勤をしていた。

　首都に近いと言っても、そんな不便なところに、住んでいたから、３０分通勤時間が伸びても、たいしたことはないと思っていた．ところが、田舎は、電車が、来ない！首都周辺地域は、駅に行けば、電車が来るのが、当たり前だったが。

　首都圏でも、辺境となると、そうも行かない。ＪＲ幹線に乗るのだが、途中から、支線。しかも、その支線が、単線。交換がある。だから、３０分は、電車が来ない。そんなことは、何にも考えていなかったのだ。新年早々、忙しなく引っ越して。会社の決算月で、忙しく、残業。何にも、考えずに、帰った。さあ、乗り換え。行ったばっかりだよ！次の電車は… 終電、３０分待ち⁉︎えっ、絶句… 終電の時間は、把握していたのだが。まさか。

　乗り換えの主要駅とは言え、政令指定都市とは違う。駅周辺は、殺風景な田舎。その真冬の吹きさらしのホームで、しみじみと悲哀。ああ、とんでもないところに、引っ越しちゃったな、と。