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日記、日々の想い 

空手は、素手で、やるもんでしょ

 まあ、グローブは、付けるけど。あっ、これは、拳サポーターと言うらしいが。とにかく、竹刀は、使いません。武器擬きを使うなんて、卑怯だよ。師範だか何だか、知らないが。それが、選手を鍛えたい一心の手段だったとしても。好意的に考えても、昭和中期の巨人の星の、大リーグ養成ギブス的な非科学的な野蛮な鍛錬法でしかない。だから、例えば、うさぎ跳びのような昭和の体育会系には、当たり前の鍛錬法も、今は、行われなくなった筈だ。
 それが、昭和でも、間違いなく危険とされるだろう、竹刀で顔を狙うような指導法を、行うとは。これは、昭和の時代でも、しごきという名のいじめとして、断罪される行為です。選手の弁護士が言うように、当たり前に、傷害罪で、訴追されるべき事案でしょう。30代くらいの男性コーチが、その師範と選手は、親子のようなもので、顔に当たったかも知れないが、師範は、ちゃんと謝っていたと言う。
 このコーチ、あたま緩々だな。こんな人が、暴力師範に、言い諾々、ヨイショで盛り上げて、調子乗らしてるから、こんなことが、起きるんだな。昭和の武道系体育会に、特に蔓延、横行していたのだろう、前時代的、封建的体質は、丸出しで、残ったままなのかな。
 まあ、告発している五輪代表選手が、女子なのは、男女平等理念からも、敢えて言いたく無いけど。もう、半世紀以上前の五輪のバレーボール女子チームの美化された現在では、決して通用しない筈のしごき練習より、数段野蛮。女子の顔を狙うのは、師弟愛など一欠片もない、憎悪しか感じない。彼女の顔が、どうなっても良いと言うような。
 とにかく、この選手が、試合中に目を負傷したトラウマと、その怪我の後遺症から、次に目を負傷したら、障害を負うと言う事情がある。師範の指導を、危険だから、止めて欲しいと訴えていたことも、事実。その前提として、他の選手にも、竹刀を使って、複数人怪我をさせていたと言う事実もある。止めて欲しいと言われて、止めなかったのは、自分の思い通りにならない選手への嫌がらせ、脅しにしか思えない。ほぼ、まるまる、反社会的な勢力と、同質な人だと言えるだろう。
 師範は、武道家として、競技のみに専心して欲しいと言う思いもあったようだ。選手が、代表の立場で、マスコミ的な露出も受けようとしていたのが、気に入らなかったようだ。しかし、競技の普及、或いは、維持を望むなら、その資金を得るためにも、選手の方向性は、今時、当たり前に思える。練習も、ちゃんとしていた訳でしょ。目立つことはするな、俺の言う通りに練習だけしていれば良い何て考えは、いつの封建時代の話だよ、と言うこと。
 口先の達者な、テレビ芸人の某元府知事が、代表の選考者と、指導者は、分けるべきと言っていたが、これは、正直、賛同するしかない。確かに、指導者が、選考する立場にもなっているのだから、選手は、外されるのを怖れて、疑問に思う事があっても、奴隷のような言いなりの関係を、受け入れるしかない。歪な人間関係だ。パワハラの温床になるとしか、思えない。
 自分は、昭和生まれ、育ちだが。昭和の体育会には、強い忌避意識しかなかったし、相手にされる人間でもなかった。そんな、部外者から見ると、気持ち悪いだけの話だ。
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