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日記、日々の想い 

湖畔の道は、延々と…

サイクリングロードを
ひたすらに歩く
時折り、自転車が
傍を、すり抜けて行く
二人は、肩を並べても歩くけど
そんな時は、ちゃんと
前後の列になり、端を歩く
いつもは、この
自転車専用道路を
無神経に、広がって歩く
歩行者たちには
自分は、随分と
いらいら、していたからだ
何も、言わないけどね
自分が、されて嫌な事は
決して、他人にはしない
妻にも、それを
しっかりと、注意喚起してある
自分が、逆の立場になって
自転車の疾走を
無神経に、邪魔をする
それは、絶対にしない
なにしろ、ここは
当たり前だけど
自転車専用道路だから
でも、サイクリングロードの
二人のウォーキングは
平日で、利用者もまばら
ただ気持ちよく、快調に
ひたすら進んで行った
この平坦路では
自分も、足手まといには
決して、ならない
でも、妻も
やはり、だけど
自分の案に相違して
楽々と、軽々と
歩を、進めて行く
お互いの思春期、成長期での
鍛え方の差は、少し痛い
まあ、でも仕方がない
それより、こうして
対等に、歩いてんるだから
自分には、凄い進歩だ
あっ❗️いつもの‼️
RC機の飛行場わきを、通る
ちょうど、空を舞っている
今日は、旅客機だ
大きいから、本物っぽい
妻に、近寄って
息は、切れ切れだけど
声を、掛ける
「本物みたいでしょ⁉️」
生意気に、空を舞って
高空まで、駆け上がって
舞い降りてくる
「本当だね❗️」
滑走路を、滑り降りる
なんか、本当
まるで、本物だな
ちょっと軽い
モーター音だけどね
操作していた人たちが
駆け寄って行く
無事な、ご帰還みたいだ
ふたりは、たまに
そんな会話も、かわしたけど
ただ、その春の麗かな日和も
歩くうちには
やがて、かなりの汗となって
ふたりの頬を伝う
でも、湖畔の春風は
まだ、涼しくて
淡々と、ただ歩く
ふたりの背中を、押してくれる
すっかり、お互い
ただ、無口になって
更に、ひたすらに歩く
みずうみの釣り船の船着き場
やがて、まっすぐな道の先に
田んぼへの揚水機場が見えて
湖畔の道は、曲がって行く
その、曲がった先は
また、真っ直ぐな道だ
揚水機場への水路を跨ぐ
橋が、少し高くて
上って、降りると
また、ひたすら
ただ、平坦な道だ
道端の草むらは
少し背が伸び始めていて
みずうみの湖面は
その合間から、覗き
穏やかな陽光に
ゆらゆらと、煌めく
さあ、先が見えたぞ❗️
幹線が、見えてきた
幹線に、向けて
道は、また
緩やかに曲がって行く
でも、今日は
信号は、渡らない
今日は、この北の沼を
一周するからだ
サイクリングロードとは
そこで、お別れだ
さあ、幹線の大橋を渡るぞ
江戸時代の義民伝にある
伝説の渡しに、代わる大橋だ
いつも、渡らないけど
今日は、渡る
ただ、その先は
知らない道を
歩かなければならない…
        to be continued

 結構、降りましたね。昨日、日暮れ後からの降り始めだったんですけどね。未明に目が覚めた時は、音を立てて降っていました。24時間雨量で、42.5mmですから、かなりの雨量でした。でも、朝のうちには、雨が、上がりました。ただ、昼下がりの今も、どんよりとした曇りです。

 雨で、当然、放射冷却は、ありませんでした。当地の、空港観測値の最低気温は、14℃でした。ここ数日では、かなり高めでした。ただ、相変わらず、日差しはありませんから、あまり気温は、上がりません。最高気温予測は、18℃です。午前中で、ほぼ、その気温に達しましたが、日差しがない分、肌寒く感じています。ただ、日暮れ頃からは、晴れて来るようです。

 ずっと、こいぬのことを、思い出しています。我が家の地縛霊のこいぬ時代のことではなく。子どもの頃に、拾って、捨てたこいぬのことです。いのちを、弄んだからでしょうか。その後の長い人生の中では、他人に踏みつけにされたこともあったし、他人を、踏みつけにしたことだって、あったでしょう。この引きこもり体質の癖に。だから、決して、こいぬを、拾って捨てたことが、自分にとっての最大の出来事でも、罪でも、こころの傷でもないことは、間違いはありません。

 でも、どうなんでしょうかね。殆ど、接点もなく、記憶にすらない叔父の、その霊安所での、遺骸の心象が、誰の死の記憶よりも、頭にこびりついてしまっているように。捨てられたこいぬを、子どもの浅い思いだけで、拾って。結果として、また捨てなければならなくなった。本当に、幼な過ぎた自分が、初めて、いのちとか、罪とか。儚さ、かけがえのなさ。守ると言うことの難しさ、厳しさ。罪などは、意図しなくでも犯すもので、取り返しのつかない時もある。見合った贖いなど、簡単に出来るものではないのだ。と、初めて、強く意識させられたことだったからでしょうか。

 あの子と、一緒に過ごした時間など、僅か一週間に、過ぎません。そして、その犯した罪と、負ったこころの傷は、この間違いだらけの長い人生の中で、ほんの序章の一節でしかありませんでした。分かっていて、こっそり、罪を犯さなければならなかったことすら、あるかも知れません。自分の生き残りの為に。ただ、生きて行く為には、他人を傷つけることも、普通にある。生き残る為には、強くならなければならない。更には、他人を、出来るだけ傷つけず、生きて行く、生き残る為には、とにかく、よりもっと。強くあらなければならない。自分が、傷ついても、決して倒れることなど、ないように。多分、自分は、とても、十分には、強くなれませんでしたが。そのことの悔恨が、あのこいぬを、思い出させるのでしょうか…







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