考え方が、怠い
嬉しくて、楽しくて
でもムカついて
結局、哀しかったりする
でもさ、そんな感情
行ったり、来たりで
うんざりして来て
なんとなく、気づく
怠いよなって
怠いなあっ
なんだよ、この怠さ
面倒い、怠い
いちいちさあっ
嬉しいとか、楽しいとか
怒りが込み上げて
やがて、哀しい
それだけじゃない
それが、無間ループ
怠いよ
怒りとか、要らない
哀しみなんて
要るはずがない
いや、なんなら
喜んだりとか
はしゃいだりも要らないよ
かえって、面倒い
怠いんだよな
そう、思ってしまう
おまえ
おまえは
そんなおまえが
なくなれば、いいとか
思ったことが、ない
じゃあ、なんで
なくなるを、知っているか
なくなりたいひと
そんなひとたちの話が
世の中に、いっぱい
だから、そんな気持ちが
あるらしい、と知った
分かんないけどね
おまえには
一度も、なったことがない
そんな気持ちに
そうだな、怠いは
確かに、面倒い
だから、もっと楽
気持ちを、楽に
それで良い
怠いけど
ちょっと、楽
それで良い
そうして
おまえは、また
喜び、怒り
哀しみ、楽しんでいる
