頑張る、頑張ってる❗️

頑張る❗️

頑張ってる‼️

何か、いちばん

自分らしくない

そんな言葉だな

頑張ったとか

特に、思春期に

なった頃からは

ちっとも、記憶にない

だって、直ぐにだるいって

そんな感じで

思春期以前よりは

学校の先生も

気にしてくれていて

いや、見放されてたのかな

時々、怒られるけど

あとは、結構

自由に、気怠く

な〜んっにも、頑張らない

それで、結構

許されてる

いや、見放されていた

でも、大丈夫だったんだよな

いや、大丈夫な訳なんて

ある訳ないか

どんどん、落ちこぼれて

今時の引きこもりに

負けない引きこもりで

でも、そんな引きこもりは

滅多にいない

そんな時代だったから

生きていたければ

少しは、頑張れ

それが、当たり前

だから、家族の手前

少しは、頑張って

いや、頑張らされて

すると、うっかり

恋人が、出来たりして

もっと、頑張らされて

結婚をすると

もっと、もっと

頑張らされちゃった

それで、当たり前に

会社に入ったりする

もっと、もっと、もっと

頑張らされる

そんなことになっちゃう

でも、基本は

引きこもりだから

あんまり、他人と一緒は

嫌で、嫌で、嫌だから

一人で、頑張らされてると

結構、頑張り屋さんみたいな

たいがいな、勘違いを

されたりもしたけど

本当は、ただ

頑張らされているだけで

何もかもが

だるいだけで

やる気なんて、欠片もなくて

ずっと、すべてうんざり

そんな自分だった

会社を、辞めるとなると

取り敢えずは

もう、頑張らされたり

そんなことはない

息子たちは、半人前だけど

一年近い、失業保険と

もちろん、早期退職金がある

さあてね…

そうなると

気怠さのままに

ただ、その辺に

転がってでもいるか

いや、そうじゃないな

無闇に、会社に

頑張らされないってことは

自分が、自分の為に

そうでなければ

自分の何かの為に

頑張れるって

そう言うことじゃないのか

自分から、自分で

頑張る

頑張ってみる

それが、どう言うことなのか

そんなことさえ

ちっとも、分からない

情けない自分が

そこには、いるけど

でも、その自分が

何か、やりたいな

頑張りたいなって

ふと、思いついている…

そんな自分は

あの窓際のオフィスの

みんなを返して

一人残業していた

あの少し、薄暗く

セピア色に、感じた

あの照明の下で

そんな風に

考え始めていたんだ

そして、でも

思い浮かばない

いや、そうか

ダイエットだな

この無様に太った身体を

何とかすれば

もっと、もう少し

ましな考えも浮かぶ

さあ、ハウツー本だな

いや、違う

もっと、地道にやるんだ

前の部署の先輩に貰った

あのカロリー本もある

食事を、改善して

そして、そうだ

歩こう

ただ歩こう

とにかく、こんなに

歩けなくなっている

自分には、きっと

それが、いちばん

必要な、頑張りになる

…そうだな

あんな風に

思い立ったんだな

そうして、こうして

自分は、歩き始めている…

to be continued

　多分、自分は、○にたいとか。一度も、思ったことが、ないですね。思春期以降であれば、そこまで深くない知り合いは、自分が、年中○ぬこととか、考えてるんじゃないか、と思ったんじゃないでしょうか。

　確かにね。何事にも、やる気がなく、後ろ向きに見えたでしょうから。もちろん、そうなんですが。でも、死にたくないこと、それだけには、とっても前向きに取り組んでいました。そんな気が、します。母親に、寄生出来て、食い扶持に困らないから、そんな呑気な考え方を、出来たとも言えます。

　長じては、妻を利用して、会社に何とか潜り込み、食い扶持を、確保出来ました。言われた事を、クビにならない程度に頑張ること、いや頑張らされる事を、受け入れてきました。それで、食い繋ぎ、生きてきました。そんなの意味ないじゃんっ❗️て、思われちゃうとは、思いますけどね。でも、自分は、意味なんて、まったく興味がありませんから、気には、なりませんでした。

　幼い頃に見た叔父の遺骸が、ただの物でありながら、腐敗していく薄汚ない有機体で、おぞましさしか感じる事が、出来ませんでした。死は、恐ろしく汚くて、おぞましいだけの事だ。死んで、意識を失うと言う事は、ただ無残なだけだ。そうした死への恐怖感が、死への強い忌避意識を、加速させたのでしょうね。で、死にたくない、と。だから、生きていたい、と。