朝は、曇り。放熱現象は、なかったと思いますが。それなりに、寒い。上空に、寒気が、入って来たのかも知れません。この間迄は、まるで、初夏のような日も、ありましたが。今日は、空港観測の最低気温は、5.9℃。日もないし、やはり、肌寒く感じて、当然ですね。
でも、かなり、晴れて来ました。ただ、まだ、肌寒い。今日のこの空港近隣地区の最高気温予測は、14℃です。15℃に届かないのは、かなり、久しぶりな気がします。
この薄ら寒さ、今の空港、その近隣地区を、象徴しているかのようです。最近は、出勤することも、無くなってしまったので、雰囲気は、リアルには、分かりませんが。
動画サイトに、空港の様子を、定期的に、投稿されている方が、いました。参入業者の末端の従業員として働いていた自分も、一昨年迄は、うろちょろしていた場所も、映し出されていました。ゴーストタウンでした。自分も、利用したことのある喫茶店が、アルミ板で、遮蔽されて、ただの壁になっていました。
自分のいた頃は、大震災の年から
、右肩上がりでした。訪日客が、7、8年で、5、6倍になったのだから、当たり前ですね。どんどん、忙しくなる一方で、モラルの乏しい大陸系の旅行客などは、正直、もう来て欲しくないと、思っていました。それが、キャンセルの赤文字だけが目立つ出着の巨大掲示板。がらんとした、空港ビルや、駐車場です。
まだ、貨物機の飛んでいる機長や副操縦士は、救いがある。様々な制服に着飾っていたCAさんたちは、一部残った旅客便に搭乗している人たちだけ。きっと、絶滅危惧種に、なっているのでしょう。国内の会社のCAの皆さんは、慣れない仕事をしているか、でなければ、辞めちゃっているのでしょうが。
整備士は、貨物便があるから、これもまだ、大丈夫でしょう。ただ、機内清掃員とか、機内食関連の従業員は、絶滅危惧種でしょう。航空貨物関連の従業員さんたちは、まだ、一応、仕事は、あるでしょうね。ただ、空港ビルのショップ店員などは、かなり辞めるしかなかったのでは、ないでしょうか。旅客対応の地上勤職員も、だいぶんいらなくなっているのかも知れません。空港アクセスの鉄道、バス、タクシー、ハイヤー何かも、閑古鳥。関連企業も含めて、従業員は、絶滅寸前でしょうね。
空港周辺のホテルも、壊滅的なようですね。貨物機と、僅かに残った旅客便の乗務員の取り合い。団体旅行客などあり得ない。せいぜい、近隣の利用者頼みだが、まんぼうが、都心だけとは言え、ゆらゆらし始めたら、一応、首都圏だから、終わりでしょうね。バイトから、どんどん減らすしかない。
空港だけではなく、全国屈指の参詣客を誇る大寺院の門前町でもある隣り街。地域の中核都市で、平成の自治体大合併で、近隣の赤字自治体を抱え込む迄は、全国で、三本の指に入る程の優良金満自治体でした。破綻寸前で、合併を、隣り街から、蹴り飛ばされた我が町とは、エラい違いです。でも、今は、どうなんでしょうか。
初詣の壊滅した、門前街の数々の老舗や、外国人観光客を当てにした新たな店々も、息をしているのでしょうか。その小売店に納入したり、メンテナンスしたりする業者たち、従業員たちは、どうしているのでしょうか。何も、大都市の繁華街の飲食店だけが、苦しいのではない。まあ、此処は、首都圏だから、緊急事態宣言時は、それなりの補償は、受けたのでしょうが。
ただ、似たようなことは、日本全国で、起きているんでしょう。それなりの理由で。だから、特定の地域で、補償していても、取り残される人間は、いっぱい出る。みんなが、苦しければ、お互い様で、人様を助けるどころではない。お上に、お札をいっぱい刷って貰っても、最初は良いだろうけど。ひとつ間違えると、いつかは紙切れ。だって、紙切れだから。食べたって、たいした腹の足しにもならない。
病床は、増やして貰うしか無いけど。誰も、感染者が出たら、病院ごと地獄に堕ちかねないコロナなんて診たくないでしょう。飲食店と同じで、お札配るしかないけど。ただ、いつかは、紙切れになるのは、変わらない。コロナ患者以外の受診希望者もいるから、少しでもコロナ患者が減れば、コロナ病床は減らして、元の病床に戻すのは、自然の成り行き。経済の摂理。それで、また足りないとなる。
仮設病院作っても、医療従事者の決して多くない日本には、配置する人が、そもそもいなかったりするらしい。去年から、分かっている筈と言ったって、それなりの教育と訓練が必要な医療従事者を、促成栽培出来る訳がない。じゃあ、資格を緩めて、色々投入と言っても、今度は、医療事故多発だ。そう言う場合、急げ急げと騒ぐ輩に限って、何故ミスしたと騒ぐ。誰も、やりたがらないよね。病床だけあってもね。
どうしようもない。こんなんだから、行政が悪いと言ったって、誰がやったら、色々変わるのだろうか。とても、思い浮かばない。せめて、忙しいとか、暇して宴会しているとか、色んな人がいるのだろうけど。一番、報酬の担保されている総理を始めとして、議員も含めた公務員の皆さんに、大幅減給して貰うしかない。それで、あとは、一人一人が、自助努力ですね。もちろん、自分も。