毎日、毎日
よく、晴れているね
真冬の太平洋側は
ずっと、いつも
こんな風だ
でも、凄く寒い
だんだん、体温が
なくなっているからかな
身体も、こころも
凍りつくみたいだ
だけど、子どものおまえも
こんな寒いのは
凄く、嫌いだったよね
体温は、高めだったけど
身体が、弱くて
直ぐ、風邪を引いていた
そうなれば、酷い高熱で
ただの悪寒になる
でも、そんな高熱じゃなくて
高めの平熱の時でも
寒いのが、苦手だった
だから、寒い寒いで
こたつに、潜りたがる
外で、遊びたがらなかった
だから、冬のお日様の
思い出が、あんまりないよね
それより、夏のお日様
春でも、秋でもなくて
真夏の灼けつくような
平熱が、高くて
汗も、だらだらなのに
うなされてるみたいなのに
あの真夏の太陽の
燃えたぎり
どろどろと、溶け出す
光の沸騰が
好きだったんだよね
でも、やがて
汗だらだらの、夏の陽光は
ただただ、鬱陶しいだけ
大っ嫌いに、なってしまった
今も、そのままだ
でも、この
冬の陽光
子どものおまえが
気づくことのなかった
この燦々の日差し
体温を失っていくだけの
この身体も、こころも
ちっとも、温まらない
でも、その真冬の
燦々の日差し、光は
限りなく
ただ、透き通っていて
間断なく
ただ、降り注いでくる
この世界を
あまねく
輝かしている
おまえは
あの光
あの透明
やがて
ひとつに
なれるのかな…
よく、晴れているね
真冬の太平洋側は
ずっと、いつも
こんな風だ
でも、凄く寒い
だんだん、体温が
なくなっているからかな
身体も、こころも
凍りつくみたいだ
だけど、子どものおまえも
こんな寒いのは
凄く、嫌いだったよね
体温は、高めだったけど
身体が、弱くて
直ぐ、風邪を引いていた
そうなれば、酷い高熱で
ただの悪寒になる
でも、そんな高熱じゃなくて
高めの平熱の時でも
寒いのが、苦手だった
だから、寒い寒いで
こたつに、潜りたがる
外で、遊びたがらなかった
だから、冬のお日様の
思い出が、あんまりないよね
それより、夏のお日様
春でも、秋でもなくて
真夏の灼けつくような
平熱が、高くて
汗も、だらだらなのに
うなされてるみたいなのに
あの真夏の太陽の
燃えたぎり
どろどろと、溶け出す
光の沸騰が
好きだったんだよね
でも、やがて
汗だらだらの、夏の陽光は
ただただ、鬱陶しいだけ
大っ嫌いに、なってしまった
今も、そのままだ
でも、この
冬の陽光
子どものおまえが
気づくことのなかった
この燦々の日差し
体温を失っていくだけの
この身体も、こころも
ちっとも、温まらない
でも、その真冬の
燦々の日差し、光は
限りなく
ただ、透き通っていて
間断なく
ただ、降り注いでくる
この世界を
あまねく
輝かしている
おまえは
あの光
あの透明
やがて
ひとつに
なれるのかな…