昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。
懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
「ニワトリの餌やり、チャンバラごっこ」
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。
No.93 「いっせき」
「一番、大事」「一番、大切」「頼りにしている」等というような意味合いの言い方、言葉だったような気がする。近所の農家のおばあちゃんが、よく使っていた。
例えば
「カアチャ ダイジニシナイヤ、アンチャ、イッセキ ダワネ」
(お母さんを大事にしなさいよ。貴方(長男)が、一番頼り なんですから)
「おいやあ~駄目だねか こりゃ いっせきのごっつおなんね 落して、こんなんねして わいらとおちゃん帰ってくりゃ 叱られるぞ」
わいら=おまえら(上から目線の言い方)
記憶曖昧で、いい加減に書き込んでおりますが、
yottinさんのバックアップで、「郷土資料館」的?な内容にレベルアップされるよう気がしてきます。
地元の人でないと、とても出来ない言葉使い、発音、イントネーション、その情景が浮かんでくるようで、そのまま、地元演劇の脚本の如しですね。
「わいら」・・・、記憶に残っていませんが、そう言えば、聞いたことありそうな、気がします。
「おまんた」は敬語ですが
市内の漁師町地区では「わいら」と同義語で「うないちゃ」というのも、あります。
今の若い人は使いませんがね。
詳しく解説していただき、納得です。
次世代に、受け継がれない地元方言、どんどん消えていくのでしょうが、
yottinさん、地元方言をまとめられて、解説されれば、1冊、出版出来そうではありませんか。