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古い写真から蘇る思い出の山旅・その72(2)

2024年12月13日 10時12分06秒 | 山歩記

古い写真から蘇る思い出の山旅・その72(2)
「二度目の苗場山・老いらく山行」(再)


12時30分頃、「小松原湿原分岐点」に到着し小休憩、
ここからが本番、
身体と相談?、
なんとか大丈夫そう?、
「神楽ヶ峰」、「苗場山」に向かって出発した気がする。
しばらく、濃いガスが掛かった、アップダウンの少ない登山道を進むが・・・、

「股スリ岩」で急下降・・・、

 

13時頃、「神楽ヶ峰・八合目」(標高2,030m)に到着、

 

「神楽ヶ峰」からは、さらに「富士見坂」の下りになるが、
この下りで、アクシデント、
右足の腿、脹脛が、急に攣り始めてしまったのだ。
小刻みに休憩、ストレッチ、水分補給・・、
ペースダウン、
真正面に、山頂部が雲に覆われた「苗場山」のどっしりした山容が
ようやく現れ、気は逸るものの、
いったん下ってから、果たしてあの急登を、登り切ることが出来るのか、
一抹の不安を抱えながら・・・・、

なんとか、足攣りを解消させながら、ゆっくりと・・・、

13時30分頃、祓川コース唯一の水場「雷清水」に到着、
真夏の日射こそ無かったものの、高温多湿、汗ダクの登山者には、
有難い冷水、生き返る思い・・、

「神楽ヶ峰」から「富士見坂」を下ったコル周辺には、高山植物がいっぱい、
「お花畑」である。

 

 

   ミヤマコゴメグサ?          ハクサンフウロ

 

   ミヤマナデシコ

 

 

 

 

 

 

 

「お花畑」から、いよいよ、最後の急登、標高差約250mの「雲尾坂」にとりつく、

 

 

「雲尾坂」
時々、ガスの流れが途切れ、青空がのぞき、展望が広がり、・・、
ラッキー!、

 

 

喘ぎながら、「雲尾坂」の急登を登り切ると、
そこは、南北約4km、東西約1kmの湿原が広がり、
大小の池塘が点在、まるで田圃(たんぼ)をイメージされる、
苗場山特有の山頂部。


苗場山の最大の魅力の風景が見られるはず・・・、
だったが・・・、

(つづく)

 


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