昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。
懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
「ニワトリの餌やり、チャンバラごっこ」
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。
No.94 「ゆうてかす」
「言ってきかせる」「説明して分からせる」「説教する」「叱りつける」等というような意味合いの言い方、言葉だったような気がする。
近所の農家のおばあちゃんが、よく使っていた。
例えば
「ユウテカスソイ カンベンシテクンナイ」
(叱りつけますから、許してやって下さい)
「アイツ、イクラ ユウテカシテモ、キキャセンデ、コマッタモンダワネ」
(あの子は、いくら説教しても、まるで言う事聞いてくれなくて、困ったものですよ)
字を並べて文字に、文章へと綴りながら、田舎の貧しさの中にも代えがたい温かさのあったことを想えました。
上を向いて、泪がこぼれないように・・・
何時も訪問を有難うございます。
ですね。
「そを」とは?、
国語の時間、先生に、差されたような記憶があります。
「方言」・・・、故郷を離れてみて、その温かさを感じるのかも知れません。
コメントいただき有難うございまず。
(そんなことばかりしていたら ろくな人間にならない おまえの父さんに言っておくぞ)
「そいやんだわね おれがいくらゆうても な~もきかん おまんからゆうてくんないや」
(そうなんですよ 私がいくら言っても 少しも聞いてくれない あなたから言ってくださいよ)
毎度、アシスタント コメントをいただき 有難うございます。