たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

ふっと思い出した故郷の言葉 No.94 「ゆうてかす」

2023年11月23日 09時29分28秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。

懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
「ニワトリの餌やり、チャンバラごっこ」
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.94 「ゆうてかす」

「言ってきかせる」「説明して分からせる」「説教する」「叱りつける」等というような意味合いの言い方、言葉だったような気がする。
近所の農家のおばあちゃんが、よく使っていた。

例えば

「ユウテカスソイ カンベンシテクンナイ」
(叱りつけますから、許してやって下さい)

「アイツ、イクラ ユウテカシテモ、キキャセンデ、コマッタモンダワネ」
(あの子は、いくら説教しても、まるで言う事聞いてくれなくて、困ったものですよ)


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4 コメント

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古里の訛り懐かし・・・ (アナザン・スター)
2023-11-23 13:23:08
石川啄木の一握の砂を思い出し、古里の幼い日々に走馬灯の模様が見え懐かしさも。

字を並べて文字に、文章へと綴りながら、田舎の貧しさの中にも代えがたい温かさのあったことを想えました。
上を向いて、泪がこぼれないように・・・

何時も訪問を有難うございます。
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アナザン・スターさん、こんにちは、 (takezii)
2023-11-23 16:03:44
ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく
ですね。
「そを」とは?、
国語の時間、先生に、差されたような記憶があります。
「方言」・・・、故郷を離れてみて、その温かさを感じるのかも知れません。
コメントいただき有難うございまず。
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たけじいさま (yottin)
2023-11-24 06:22:44
「そんななことばあ~かしとりゃ ろくなもんねならん おまえたとおちゃね ゆうとくそいな」

(そんなことばかりしていたら ろくな人間にならない おまえの父さんに言っておくぞ)

「そいやんだわね おれがいくらゆうても な~もきかん おまんからゆうてくんないや」

(そうなんですよ 私がいくら言っても 少しも聞いてくれない あなたから言ってくださいよ)
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yottinさん、こんにちは、 (takezii)
2023-11-24 09:57:06
なんだか、まるで、親戚のお宅に伺って、会話を聞いているが如しで、あのおばあさん、おじいさんの表情や、イントネーションが、思い浮かんできます。
毎度、アシスタント コメントをいただき 有難うございます。
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