たけじいの気まぐれブログ

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「トム・ドゥーリー(Tom Dooley)」(再)

2024年05月14日 11時37分52秒 | 懐かしいあの曲

gooブログの「アクセス解析」の「アクセスされたページ」欄を、時々覗くことがある。「アクセス数」を気にしてでのことではなく、すっかり忘れてしまっているような、随分前に書き込んだ古い記事にアクセスが有ったりするのを、楽しみにチェックしている風なのだ。
そんな記事に目に止まった瞬間、「エッ、こんな記事にアクセス?」と驚くと同時に、「そう言えば・・・・」、記憶が蘇り、つい、自分もクリックし、改めて読み返してみたりしているのだ。
「gooブログ」=「記憶力がまるで無くなっている爺さんの自分のための記憶補助ツール」と決め込んでいる爺さんには、「アクセス解析」もまた、便利で有難いツール、大いに活用しているという次第。
先日、7年前に、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に書き留めていた記事、「トム・ドゥーリー」にアクセスが有ったことに気が付いた。
「おお!、懐かしい!」・・、早速、コピペ、リメイクすることにした。
そんな古い記事を、クリックひとつで引っ張り出して読んだり、加筆、訂正、修正、コピペ、リメイク等が出来るのも、ブログのメリット。従来の紙ベースの日記、日誌、備忘録、懐古録、雑記録の類では、絶対考えられないことであり、ブログを始める前までは、想像も出来なかったことである。今、出来ることは、やってみる・・、長生きした分、その時代を少しでも享受したいものだ等と、つぶやきながら・・・。


「トム・ドゥーリー(Tom Dooley)」(再)

若い頃、フォークソングがブームだった頃の話、比較的、ギターコード進行が単純なことも有り、良く、ギター伴奏で歌っていた曲のひとつに、「トム・ドゥーリー」が有った。

当時は、歌詞の意味や、曲の背景等、まるで知らず分からずだっ気がするが、
今更になってネットで調べてみると
「トム・ドゥーリー(Tom Dooley)」は、元々は、19世紀後半に実際起こった殺人事件とその裁判で絞首刑となったトム・ドゥーラ(Tom Dula)に関わる、アメリカ、ノースカロライナ州のフォークソングだった。
1866年に、アメリカ、ノースカロライナ州で、ローラ・フォスター(Laura Foster)が殺された事件で、彼女の愛人だった、南北戦争南軍の軍人トム・ドゥーラが殺人犯とされ、裁判の結果、絞首刑となったが、彼は死刑執行直前に、「実は、私は、ローラを殺していない。殺したのは、アン・メルトンだ。ただ、私は、死刑に値する」と言い、敢えて死刑になることを望み、絞首刑になったのだという。
トム・ドゥーラは、ハンサムな男で、ローラ・フォスターの従姉妹、アン・フォスター・メルトン、ポリー・フォスターとも関係を続けていて、トラブルが有ったのだろう。自責の念?で、アン・フォスターメルトンを庇ったのではないかという憶測が、死刑執行後に生じ、再審が行われ、最終的には、殺人容疑が棄却されたのだという。

トム・ドゥーラの処刑後、詩人のトーマス・C・ランド(Thomas.C.Land)が、この悲劇を
  Hang down your head Tom Dooley
       Hang dawn your head and cry
で始まる詩に書き、「トム・ドゥーリー」が生まれ、ノースカロライナ地方で歌われるようになり、
その後、数多の歌手に歌われたり、レコード化されたりしていたが、1958年(昭和33年)に、「キングストン・トリオ(The Kingston Trio)」 が、録音、発売した、「トム・ドゥーリー」が大ヒット、全米のヒット・チャートNo.1に輝いたことから、世界中に流行、日本でも、当時、ラジオ等からよく流れていたような気がする。

キングストン・トリオの「トム・ドゥーリー」(YouTubeから共有)


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