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古い写真から蘇る思い出の山旅・その70(2)

2024年12月01日 16時00分56秒 | 山歩記

古い写真から蘇る思い出の山旅・その70(2)
「西岳・権現岳・三ッ頭」(再)


第2日目
前夜には、好天を期待していたものだったが、山の天気は分からないもの、
夜半から強風が吹き荒れ出し、
小屋の窓ガラスのガタガタ鳴る音で目覚めた。
ガスも、ものすごい勢いで流れており、
リーダーが、出発予定時間を1時間遅らせる判断をした。
8時頃になり、ようやく風が弱まり始め、「青年小屋」を出発、
予報通り、天候は、急速に回復し、ガスも途切れて・・・、

振り返リ見る、青年小屋と編笠山、

      ヨツバシオガマ            イワギキョウ

 

     イブキジャコウソウ?        ミヤマダイコンソウ?

 

 シロバナヘビイチゴ?             

 

ハリブキ

権現岳ノロシバ

 

高度を上げるに従い展望が広がり出し、八ヶ岳主峰赤岳も・・、

 

 

「ノロシバ」、「ギボシ」から、権現岳に向かう鞍部にある「権現小屋」。
フィルムの予備持参を忘れていて、権現小屋で購入した記憶が有る。

10時15分頃、「権現岳山頂(標高2,715m)」に到着したようだ。
狭い山頂で、証拠写真?


権現岳からは、一旦下り・・・、
三ツ頭の後方には 富士山も、雲間にチラッと見え、歓声!、

11時20分頃、「三ッ頭山頂(標高2,580m)」に到着、
展望良好、
権現岳から辿ってきた登山道、八ヶ岳主峰赤岳や阿弥陀岳をバックに証拠写真?

「三ッ頭山頂」からは、明るい尾根歩きで、
「前三ッ頭(標高2,364.m)」を経て、
高山植物に詳しい女性陣から、花名を教えられながら、
下山に掛かった気がする。

 ミヤマハンショウヅル?       ミヤマオトコヨモギ?

 

       ミヤマキンポウゲ?          ハクサンイチゲ?

 

    カニコウモリ?            ミヤマキンバイ?

 

14時30分頃、「天女山山頂(標高1,528.8m)」に到着、
駐車場有り、あずまや有り、観光客、行楽客わんさかだった気がする。
休憩無し、そこからは、カラマツ林の遊歩道を下山、
15時頃、八ヶ岳高原道路・「天女山登山道入口」に到着したようだ。
計画書では、「JR小海線甲斐大泉駅」まで歩く予定だったが、
「青年小屋」出発時間が1時間遅くなったこともあって、
省略し、そこからは、タクシーを呼んで、「JR中央線小淵沢駅」に戻る旨、
リーダーの説明が有り、タクシー到着までは、ショートミーティング。
計画通り、JR中央線小淵沢駅、15時42分発、普通列車・高尾行に乗車し、
帰途についたのだった。
当時はまだ、「また来る時にも笑っておくれ・・・」的な気分だったと思うが、
足、腰、痛!、痛!の今となっては、
「西岳・権現岳・三ッ頭」もまた、遠い思い出の山になってしまった。
あの時、思い立って訪ねていて、本当によかったとつくづく思っている。

(おわり)

 


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2 コメント

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高山植物 (アナザン・スター)
2024-12-01 16:34:14
登山には興味はありませんが、其処にしか咲かない植物に釘付けになります。

四季折々の植物との出遭いにも、偶さかの運もあることでしょうね。

山も昇に従って、藪蚊や長い物はいないの?
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アナザン・スターさん、こんばんは、 (takezii)
2024-12-01 17:12:45
>高山植物... への返信、

山歩きも、登頂が第一目的の人も有り、山岳風景写真第一目的の人も有り、高山植物との出会い第一目的の人も有り、様々だと思いますし、どれも、季節、天候、時間帯で、運、不運も有ると思います。
野生動物、虫、長いもの?も 当然いますので、それも含めて、思い出になるのだと思います。
コメントいただき有難うございます。
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