韓国ドラマ「製パン王 キム・タック」をU-NEXTで観た。
2010年作品、全30話、1話63-67分
出演:ユン・シユン、チュウォン、ユジン、イ・ヨンア
脚本:カン・ウンギョン
脚本が、「家族なのにどうして」と同じカン・ウンギョンなので、観てみた。予想通り、よく出来ている。「チャングム」同様、次の3要素がしっかり押さえられている。(師弟愛も描かれている・・・これもチャングムと同じ)
①出生の秘密
②復讐
③成長&成功
時代背景は、次の通り。(ドラマ内容からの推測)
第1部 1964年―1976年 主人公1歳から12歳
第2部 1988年―1990年 主人公24歳から26歳
この時代背景にしたことにより、登場人物たちに携帯を使わせず、「すれ違い」を可能にした。携帯があると、簡単に出会ってしまって、物語を盛り上げられず、終了となってしまう。よって、この時代設定が、成功の鍵だった、と思う。
なお紹介文によると、『韓国でのTV放映時、高視聴率を叩き出し、今なお絶大な人気を誇る韓流ドラマ』、とある。
【蛇足】
毎度のことながら、タイトルがサエないのが残念。「製パン王 キム・タック」のタイトルをみて、「ぜひ観てみよう」、と思うだろうか?(よほどのパン好きだ)まだしも、「製パン王」を取って「キム・タック」としたほうが良いように思う。