不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

「週刊朝日」「新潮45」「世界」

2012年11月08日 22時09分06秒 | 読書(エッセイ&コラム)
私はノンポリ(死語)だけど、大阪府民として、大阪市長の動向は気になる。
先日、週刊朝日(2012年10月26日号)が話題になった。
佐野眞一さんによる『ハシシタ 奴の本性』
・・・第1回「パーティーにいた謎の人物と博徒だった父」
これについては、橋下氏が抗議して、朝日が謝罪することで決着がついた。
【謝罪文】
〈本誌10月26日号の緊急連載「ハシシタ 奴の本性」で、地区を特定するなど極めて不適切な記述を複数掲載してしまいました。タイトルも適切ではありませんでした。このため、18日におわびのコメントを発表し、19日に連載の中止を決めました。橋下徹・大阪市長をはじめ、……〉

内容そのものより、表現について問題になっていたようだ。
私が、この号を購入しようと思ったときには、既に売り切れ状態。
図書館で借りようとしても、順番待ち。(だから、未だ読んでいない)
でも、タイトルが『ハシシタ 奴の本性』なので、ある程度想像できるけど。

これについて、小田嶋隆さんがコメントされている。
2012年10月26日物言いは“すべからく”上品に

「新潮45」でも橋下氏の特集があった。
(これには、橋下氏は抗議していない)

新潮45 2011年11月号
【特集】
●「最も危険な政治家」橋下徹研究 
  ・孤独なポピュリストの原点 上原善広 
  ・大阪府知事は「病気」である 野田正彰 
  ・机上の空論だらけのインチキ政策 薬師院仁志 
  ・盟友・紳助が抱える時限爆弾 一橋文哉 
(2012年、『「最も危険な政治家」橋下徹研究』(新潮45)で、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞大賞受賞)

こちらは、図書館ですぐ借りることができた。
特に良かったのは、上原善広さんの『孤独なポピュリストの原点』。
(興味があったら読んでみて)

さらに、「世界」2012年7月号でも特集が組まれた。
(こちらも、順番待ち無しで、すぐ借りられた)
岩波が発行しているせいか、文章硬いけど。

世界 2012年7月号
[特集]
●橋下維新──自治なき「改革」の内実 
 ◇大阪の自治の来歴 都市格のある街をつくろう  宮本憲一 (大阪市立大学名誉教授) 
 ◇維新の会は大阪をどう改造しているか  森 裕之 (立命館大学)
 ◇誰が橋下を支持しているのか  松谷 満 (中京大学) 
 ◇いかに共同性を創造するか──新たな政治論理の生成過程としてのポピュリズム
   /吉田 徹 (北海道大学) 
 ◇現代日本の暗い合わせ鏡  藤吉雅春 (ノンフィクションライター) 
 ◇言葉が「支配」するもの──橋下支持の「謎」を追う  想田和弘 (映画作家) 
 ◇インタビュー 朴元淳 (ソウル市長) 
   市民と共にソウル市を変えていく──「聞く市政/姿勢」をめざして 

【おまけ】
週刊朝日の記事は、佐野眞一さん。
新潮45の記事は、上原善広さん。
・・・どちらも、大宅壮一ノンフィクション賞受賞作家。
佐野眞一さん・・・旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三
上原善広さん・・・日本の路地を旅する

この記事についてブログを書く
« 「よみがえる昭和天皇 御製... | トップ | いい夫婦の日 »

読書(エッセイ&コラム)」カテゴリの最新記事