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「山岳遭難の教訓 実例に学ぶ生還の条件」羽根田治

2021年03月02日 16時32分17秒 | 読書(山関係)


「山岳遭難の教訓 実例に学ぶ生還の条件」羽根田治

実際起きた遭難実例を紹介しながら、分析している。

P50
ベテランとされる人たちがなぜ相次いで遭難してしまったのか。そもそもなにを「ベテラン」と定義するのか。(新聞報道では、登山歴○年」と表現されるが、それも違和感を感じる・・・長いから良い訳ではないし、短いからダメ、でもないから)

P108
山での遭難事故の十中八九は人為的なミスによるものである。       

P140
夏山であれ冬山であれ、テント内では常にヘッドランプとナイフを身近なところに置いておくべきである。

【ネット上の紹介】
「自分だけは大丈夫」そう考えている多くの登山者に警鐘を鳴らす、山岳遭難の非情の現実。
高体温疾患の恐怖―沖縄・西表島
春の爆弾低気圧―八ヶ岳、谷川岳
10月のブリザード―北アルプス・白馬岳
吹雪にかき消えたルート―北アルプス・白馬乗鞍岳
スキーツアー中の雪崩事故―八甲田山・前嶽
冬山登山基地を襲った雪崩―北アルプス・槍平
ゴールデンウィークの低体温症―北アルプス・白馬岳、爺ヶ岳、穂高岳
被雷のち骨折―大峰山系・行者還岳、弥山
幻覚に翻弄された山中彷徨―大峰山系・釈迦ヶ岳
明暗を分けた分岐点―奥秩父・和名倉山
単独で山中を彷徨した8日間―奥秩父・飛龍山

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