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焼酎 vs ウイスキー:ボトルネックは瓶?

2014-01-07 12:21:57 | 貿易実務検定
焼酎 vs ウイスキー:ボトルネックは瓶?

今朝(1月7日)の日経5面に

 日・EUのEPA交渉
 焼酎ビン規格が焦点?

 という記事がありました。


日・EUのEPA交渉については
貿易実務検定にも関係あるので

 興味のある方は
 外務省のホーム・ページ
 日EU経済連携協定(EPA)交渉 
 で概要を把握されるといいでしょうね。


TPP交渉と並行して
前進させようという動きになっていますが

 交渉事ですから、
 それぞれの国内事情に配慮しながら
 妥協点を見つける作業は

 興味ありますね。

今回の記事の特徴は

 いつもは日本の規制緩和を
 EUが求めるパターンとは逆で、

 日本がEUに規制緩和を求める!

私は、学生の頃、入寮コンパで
急性アル中になって病院に担ぎ込まれて以来

 乾杯程度しかアルコール類は飲まないので
 この手の話題は苦手です。

 忘年会で、
 神の河を「かみのかわ」と読んで
 笑われました。

本題ですが、
私なりに新聞記事を整理すると、

 EUは、

 焼酎を含む蒸溜酒の瓶に
 100ミリリットルから2リットルまで
 9分類の規制を導入しているそうです。

 
  そこで、日本側は 

  焼酎の製造業者は多くは中小企業。

  欧州向けだけ特別に瓶を変えるのは
  採算面で難しい。

  日本は蒸留酒の瓶への規制はなく、
  海外品も平等に扱っている。

  同じ酒でもEUは競合する品が
  ほとんどない日本酒には
  瓶の規制を敷いていない。

  だから、
  日本の焼酎をそのまま売れるように
  規制を緩めるべきだ!

  と規制緩和を求めているのです。

 EU側は、

  サイズを変えるとEUの企業の負担が増す。
  規格が増えれば消費者が混乱する。

  と言って逃げているようですが、

  本音は、
  日本から質の高い焼酎が増えれば、

  欧州のウイスキー需要を
  取り組むと懸念しているからです。


焼酎 と ウイスキー は全く別物で
バッテイングするとは思えないのですが

 これは、
 酒を嗜まないものの見方でしょうか?

 皆さんは、どのようにお感じになりますか?

私は、

 瓶も含めて日本の食文化と考えれば
 この主張を続けて欲しいと思いますが、

 ビジネス的には、
 国内で充填できないなら、

 戦略的提携をして
 日本からバルク輸出して
 EU又は第三国で小分けし
 EUで販売すれば

 採算が合うのではないかと
 思ったのですが・・・
 

 



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