3月2日 読売新聞の記事から
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20100302-OYT8T00150.htm
千葉市商店街活性化を支援
千葉市は4月1日から商店街の空き店舗に出店する業者に最大1000万円を融資する制度をスタートさせる。商店街の活性化と創業支援が狙い。市によると、空き店舗の利用を促す融資制度は政令市で初めて。
市内には94か所の商店街があり、店舗数4920店に対して空き店舗数は11・4%の563店舗に達し、増加傾向にあるという。
制度の対象者は、市の指定する商店街の空き店舗で、飲食・小売り・サービス業を新規に開業する業者か、創業5年未満で移転する中小企業者。
融資期間は運転資金が5年以内で、設備投資は7年以内。融資利率は一般創業者向けの「チャレンジ資金」より0・2%優遇される上、市から年1・4%の利子の補助も受けられる。
創業の際に必要な事業計画策定を始め、専門家を派遣して店舗レイアウトの指導・商品の価格設定などについてアドバイスも行う。
市は同制度のために7500万円の予算枠を確保。経済振興課は「市場金利より低く資金を確保できる。積極的に活用してほしい」としている。
また市は4月1日から、熊谷俊人市長が掲げる「科学の都」の実現に向け、産学連携や知的財産保護を活用し、新製品や新技術の事業化などに取り組む中小・新興企業に対し、最大5000万円の融資制度も創設する。
(2010年3月2日 読売新聞)