電車に乗るともうこれ以上人が出たしたら、二人がけの椅子に一人で座るというコロナのときの原則は保てなくなる様相になっている。
長い時間連続で咳をしている人がいた。腹いせにでかい音で咳払いをするという感じではなく、クラシックのコンサートで長大なアダージョの途中でこらえきらなくなって遠慮がちにしているような感じの咳だ。
まずコロナの咳ではないように思う。ただ、今はそういう勝手に安全と決めることがいけないと言われているのだっけ。テレビを見ないからようわからんけど、、、。
でもそんなに長い時間、咳をしている人の近くにいると自分もやはり咳をしたくなってしまう。
クラシックのコンサートの楽章の合間にみんなが咳をすると自分もしたくなってしまうのと同じ感覚だ。
当分の間は電車に乗ったときはコンサートホールでクラシックの長大な交響曲の演奏中だと思うことにしよう。
しかし、どの乗客の方もコロナの状況になれてきているようには思う。また同時にこんなこといつまでも続かない、どこかで変化が出てくるようにも思う。
どうぞこのコロナの時を無事に過ごせますように。