ケンのブログ

日々の雑感や日記

複雑な時代だからこそ大切にしたいこと

2020年05月29日 | 日記
新聞の国際欄を読んでいるとアメリカでコロナで亡くなったひとの数が10万人を超えこれはベトナム戦争そして朝鮮戦争で亡くなった人の数の合計よりまだ多いということが書いてあった。

そういうふうに数を比較対象して出されるとずいぶん大勢亡くなられたんだなあと思う。コロナって大変なことなんだなと。

ネットのニュースというかゴシップサイトのようなものをちょっと見ていたらコロナで在宅勤務になったのはいいけれど上司からラインで頻繁に連絡が来て返信が遅れるとサボっていると思われて気が気でない。おかげで仕事の能率は下がるし気持ちは落ち着かないしという状態になってしまったというようなことが書いてあった。

僕、何年か前にラインはやめたので最近そういうこと忘れていたけれどありがちな話だなと思う。

これだけいろんな連絡のツールがあるとひとによって得意のツール不得意のツールがあったりしてどのツールを選ぶかも考えたりしてしまうことがある。

いつかメールである方にメッセージを送ったらその方はどうもそれに気づくのが遅れたらしい。
あわてて電話をかけてこられて「メールのメッセージ読みました。それに関してはこういうことです」というようなことを話してこられた。

話を聞いているととても僕が送ったメールを落ち着いて読んでおられるとは思えず、さっと読んであわてて電話してきておられることがちょんばれという感じだった。

その場でそんなこというと角が立つのでその方の話をハイハイと聞いていた。

しかし、電話を切ったあとでその方の話をじっくり自分で吟味していみるとやはり電話で言っておられた内容があまりにも稚拙でちょっとその方に対する僕の信頼ががくっとおちてしまったことがある。

僕は、どんなコミュニケーションのツールが多様な時代になっても、最後は、愚直で正直、そして素直というのが結局一番強いし自分の身を助けるのではないかと思う。

例えば上司からの頻繁なラインに苦しめられるのなら、あえて愚直なタイミングで愚直な返信を繰り返すとか、困っていることを人事課に愚直に相談するとか、そういうことも考えられる。

そういうことに気づく人が少しでも多くなってくると、少しでも世の中が穏やかになるように思う。