ケンのブログ

日々の雑感や日記

ハッピークリスマス

2021年12月17日 | 日記歌入り
寒い一日。

気温のチェックをしているわけではけれど主観的には今年一番の寒さのように感じる。

愛知芸術劇場コンサートホールに名古屋フィルハーモニー交響楽団の第九特別演奏会を聴きに行く。

隣接する愛知芸術劇場大ホールではスヌーピーのクリスマスコンサートをやっていた。

まだ、愛知芸術劇場にあまりなれていないのでそちらのほうに行きかける。

しかし、9月にここでブルックナーを聴いた時のことを思い出して、いや場所が違うと気づいた。

演奏は、まずまずという感じ。

年末恒例の第九はだいたいまずまずという感じになることが多いなと思う。

第三楽章が一番良かったと思う。

指揮者の小泉和裕さんブルックナーを得意としておられるので第三楽章がよくなるのかと想像した。

合唱団はマスクをして歌を歌った。

マスクをしている割に頑張って歌っておられてすごいと思ったけれど、どうひいき目に見ても、マスクをすることで音がこもるのは事実。

確か、昨年大阪で聴いた第九も合唱団がマスクをしていたと思う。

二年連続でマスクをした合唱団で第九を聴くってやはり悲しくなってくる。

音がこもると本当に頑張って演奏された方には申し訳ないけれど、興ざめであることは否めない。

ドビュッシーが岩波文庫から出ている「ドビュッシー音楽論集」という書物の中で次のように書いている。

“”たぶん「合唱交響曲」のなかには音楽的な伽藍の並みはずれた身振りをしか見てはならず、それに尽きるのである。この交響曲の終曲の中心になる楽想が二百以上もの違った姿で書きとめられているちいさな手帳は、彼(ベートーヴェン)の執拗な探求と、それを導く混じりけなしに音楽的な思弁とをしめす。シラーの詩句はそこでは実際、音響上の効果をもつにすぎない。“”と。

シラーの詩句はそこでは実際、音響上の効果をもつにすぎない。

つまり、第九の合唱のシラーの詩は音響上の効果を持つにすぎないとドビュッシーは書いている。

マスクをしてこもったような音を出している合唱をきくと、なるほど音響の効果が興ざめで、ドビュッシーの書いていることが非常に慧眼であることに思いが至る。

そういうことに気づく機会になったのはよかったかもしれない。

あと、第四楽章ではオーケストラの方が、合唱がマスクをしているハンディを補うような勢いで力演されていたことはちょっと感動的ではあった。

しかし、個人的な意見として、マスクをしてまで第九を演奏する必要はないような気もする。

プロのオーケストラの演奏なのだから、、、。

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クリスマスまであと一週間。

あと一週間というより、もう一週間かと思う。

演奏会が終わって名古屋の街を歩くと、夜なのに結構高校生が外を歩いている。

やはり、そういう季節だなと思う。

この時期にジョンレノンのハッピークリスマスの歌詞を思い浮かべてみる。

この歌の中でジョンレノンは 世界はとても間違っている 戦いをやめよう と言っている。

本当に今日の世界のことを歌っているように思える。

ジョンレノンのハッピークリスマスをカラオケDAMで検索したら、maroon5の伴奏音源が出てきました。
静かな感じの伴奏でいいなと思いました。キーがとても高いのでかなり下げて歌い、机の上にICレコーダーを置いて簡易に録音しました。
音程はぼちぼちと思いますが英語の発音は外人が聞いたら何言ってるわからないと思います。聴いていただけると嬉しいです。
maroon5のハッピークリスマスも聴いてみましたがハイトーンの抜けるような声できれいな歌でした。

ハッピークリスマス ジョンレノン maroon5

ジョンレノンのハッピークリスマスをカラオケDAMに入っていたmaroon5の伴奏音源で歌い、机上に置いたICレコーダーで簡易に録音しました。

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