昨日近所の郵便局へ年賀状を少しだけ買いに行った。年配の方がはよ買え忙しいんやみたいなオーラで接客してこられた。
はよ買えと直接おっしゃるわけではないけれど「はいこれ。パソコンでするインクジェット紙です」とおっしゃって僕が「インクジェットしかありませんか」というと「はい手書きならこれ」という感じで情報を小出しにしてこられるのでああこれ「はよ買え」っていうオーラが出てるなと思った。
やっと図柄の入ったものを出してくれて「うーん迷うなあ。こっちもかわいいし」と僕が言っても無言なのでああやっぱりはよ買えオーラやと思ってしまう。そう思って焦って買うといけないと僕は自分に言い聞かせるし情報を小出しにすることで余計に客の判断が遅れるようにも思える。
まあ今どき年賀状は全部印刷で済ます人が多いので最初はインクジェット紙だけ出して客がそれを買ってくれれば確かにたくさん見せて客を迷わせるよりも早くさばけるのかもしれないけれど。本当に味気ない世の中になったなあと思う。
そう思いながら買ったせいかなんだか無地のにしてシールでも貼ったほうがいいかもという思いが家に帰ってからこみ上げてきた。
それで今日は隣の街の郵便局で無地のものとの交換を申し出たら今日はいい人にあたったみたいで「差額の返金は切手での支払いになりますがよろしいですか」と言ってくださった。こちらは交換手数料がいるかと思ってたくらいなので「はいそれでいいです」と言った。
「5円切手1枚と、1円切手5枚はどちらがいいですか」とおしゃったので「それでは5円で」と答えた。いやあ今日は感じのいい人だったな、交換に行ってよかったと思った。ただ、はよ買えオーラのおばちゃんじゃないけと郵便局もなんとなくあわただしく年末のオーラがでていることは事実だ。