『川崎3川巡り』ポタリングは、「片平川」合流点の「天神橋」まで戻り再び「麻生川」を遡ります。「天神橋」から200m先の「柿生新橋」を過ぎた付近から素晴らしい柿生の桜並木の通りが始まります。
小田急線柿生駅近くから古沢まで、「麻生川」に沿って約1kmの桜並木が続いています。春には見事に咲き誇り、多くの花見客が集まって賑わう。普段も散歩道として多くの区民に愛されています。
この並木道では毎年3月下旬~4月上旬にかけて、約250本のソメイヨシノが一斉に咲き誇ります。
桜の開花に合せて「桜まつり」が催されます。麻生川桜まつり唄、麻生まつり唄、柿生音頭などの踊りの他、おはやしや大道芸まで出てまつりを盛り上げています。沿道には近くの商店街から模擬店が多数並び、多くの花見客が集まって、大変な賑わいをみせます。
そんなこの並木道、元を辿ると今から約60年前まで遡ります。1960年代末から進んだ新百合ヶ丘の住宅地としての開発と同時期、1968(昭和43)年に認可された「麻生川沿岸土地改良事業」の中で、治水のために直進化などの整備が行われました。
この事業に合わせて1972(昭和47)年に桜の苗木の植樹が行われ、この時植樹された桜が今日の麻生川の桜並木のルーツになっているのです。
「柿生川」は、「柿生新橋」から1km先で小田急多摩線の高架橋を潜ります。
小田急多摩線は1974年開通し小田急電鉄で一番新しい路線であり、京王相模線とともに多摩ニュータウンと東京都心方面を結んでいます。全線が高架化されており、踏切は存在しない。現在終点の唐木田駅からは相模原駅方面への延伸計画がある様です。
更に300m先には古沢の交差点に繋がる「共和橋」があります。この辺りで柿生の桜並木の通りは終わります。
続く、、、
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