12月4日公開の「サイレント・トーキョー」を観てきました。
主演が佐藤浩一さん、他に石田ゆりこさん、西島秀俊さん、中村倫也さんも出演されていました。
感想はとても面白かったです。内容が僕にどストライクでした。
犯人には自分なりのメッセージがあり、それを伝える手段として犯行を行なう。
その犯行の意図を探りながらも、阻止しようとする警察。その事件に巻き込まれる人、謎の青年、過激な総理。
一際、この映画で輝いていたのは一般市民を演じたエキストラの方々。溢れ出るTHE他人事。最高ですね。
「これは戦争だ」
この一言で本当に想像力を働かせることができる人は今の日本で暮らしている人で何人いますかね。
中村倫也さん演じる須永の「みんな自分だけは助かると思い込んでる」ってセリフが刺さりました。
あと中村倫也さんってイケメンエリートよりも独特な青年役が抜群に合ってますね。
ストーリー的にはまとまっていましたが、多分もっと登場人物の掘り下げがありそうだなと思い、終わった後にすぐ売店に走り、パンフレットを買い、その後本屋さんで原作の小説も買って読みました。
どちらもオススメです。