2月10日(木)
今日は「曇り」の予報であったが、
朝から雨が降っていた。
小雨といった感じの穏やかな雨であったので、
天山へ行ってみたいと思った。
〈こんな天気の日には登山者はいないだろう……〉
と考えたからだ。
傘をさして山を歩くのもなかなかイイもんだ。
天川登山口駐車場に着くと、
はたして一台の車もなかった。(シメシメ)
そして、登山口では、
雨ではなく、なんと雪が降っていた。(ビックリ)
出発。
しばらく歩くと、
登山道は“雪の道”となった。
積雪はまったく予想していなかったので、驚いた。
あめ山分岐を通過。
雪の感触を楽しみながら、
ゆっくり登って行く。
ここを過ぎた辺りから、
なんと、霧氷が見られるようになってきた。
〈嘘だろう~〉
と思った。
気温高めだったし、
雪も霧氷もまったく予想していなかった。
嬉し過ぎる。
もうすぐ山頂。
天山山頂に到着。
山頂部は風が強いこともあって、雪は少ない。
稜線散歩へ。
ガスっていて、展望は得られず。
石碑には、小さなエビの尻尾ができていた。
道標にも……
もっとも霧氷ができていた木。
凄い。
気温が高くなり、風も強く、
霧氷がパラパラと落ちて飛んでいく。
枯草にも霧氷ができていた。
背の低い灌木には、小さな霧氷。
この木にもたくさんの霧氷ができていた。
見ているだけで楽しくなる。
それだけ天山の霧氷は格別なのだ。
美し過ぎる。
松の葉にもたくさん霧氷ができていた。
こんな霧氷を今日も独り占め。(笑)
山頂へ戻り、
ガラス細工のような繊細な霧氷を楽しみながら、
ゆっくりと下山し、散歩道へ。
マンサクの木を見に行ったのだが、
例年よりも少し遅れ気味だが、もうすぐ開花しそうな気配。
今日も「一日の王」になれました~