一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……まさかまさかの“雪山”と、まさかまさかの“霧氷”を楽しむ……

2022年02月10日 | 天山・彦岳


2月10日(木)

今日は「曇り」の予報であったが、
朝から雨が降っていた。
小雨といった感じの穏やかな雨であったので、
天山へ行ってみたいと思った。
〈こんな天気の日には登山者はいないだろう……〉
と考えたからだ。
傘をさして山を歩くのもなかなかイイもんだ。

天川登山口駐車場に着くと、
はたして一台の車もなかった。(シメシメ)
そして、登山口では、
雨ではなく、なんと雪が降っていた。(ビックリ)


出発。


しばらく歩くと、
登山道は“雪の道”となった。


積雪はまったく予想していなかったので、驚いた。


あめ山分岐を通過。


雪の感触を楽しみながら、


ゆっくり登って行く。


ここを過ぎた辺りから、


なんと、霧氷が見られるようになってきた。


〈嘘だろう~〉
と思った。


気温高めだったし、
雪も霧氷もまったく予想していなかった。


嬉し過ぎる。


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。
山頂部は風が強いこともあって、雪は少ない。


稜線散歩へ。
ガスっていて、展望は得られず。


石碑には、小さなエビの尻尾ができていた。




道標にも……




もっとも霧氷ができていた木。


凄い。






気温が高くなり、風も強く、
霧氷がパラパラと落ちて飛んでいく。


枯草にも霧氷ができていた。


背の低い灌木には、小さな霧氷。


この木にもたくさんの霧氷ができていた。


見ているだけで楽しくなる。


それだけ天山の霧氷は格別なのだ。




美し過ぎる。




松の葉にもたくさん霧氷ができていた。


こんな霧氷を今日も独り占め。(笑)


山頂へ戻り、


ガラス細工のような繊細な霧氷を楽しみながら、


ゆっくりと下山し、散歩道へ。


マンサクの木を見に行ったのだが、
例年よりも少し遅れ気味だが、もうすぐ開花しそうな気配。


今日も「一日の王」になれました~


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