1月7日(日)
今日は、
今年、何十回と登るであろう「天山」への第1回目の登山であった。
少し遅めの朝食を済ませ、
七曲峠の登山口に着いたのは、午前10時近くであった。
花のない時期であるし、
曇り空の日だったので、
登山者は少ないだろうと思っていたら、
案外多くの車が駐まっていてビックリ。
(写真右にも数台の車が駐まっていた)
軽くストレッチをして、
9:51
七曲峠登山口を出発した。
雰囲気の好い登山道を軽快に歩いて行く。
途中、所々で残雪が見られる。
この急坂を登りつめると、
尾根道に出た。
かなり登ってきて、振り返り、
彦岳をパチリ。
よく見ると、その向こうの、彼方の山々までもがよく見えるではないか!
一番奥に見えるのは、くじゅうの山々だ。
ズーム。
これほど遠望の利く日は珍しい。
くじゅう連山がすぐそこにあるようだ。
こちらに見えるのは阿蘇山だ。
ズーム。
一番左に見えるのは祖母山。
その右手、
根子岳を頭にして、“釈迦の涅槃像”がはっきり判る。
いいね~
彼方に見えるのは、由布岳だ。
距離が遠い分、小さく見える。
ズーム。
もっとズーム。
もっとズーム。
双耳峰になっているのが判るね。
彦岳の左手に見えるのは、英彦山。
ヒコヒコ・コンビだ。(笑)
ズーム。
こちらは比較的近いので、はっきり見える。
もっとズーム。
あちらも登山者で賑わっていることだろう。
雲仙や、
多良山系の山々も、手に取るように見える。
途中、数組の登山者を追い抜いたのだが、
その際、
「ちょっと振り向いてみませんか? 展望がすごく好いですよ」
と教えてあげた。
きつそうに下を向いて歩いていた登山者も、
立ち止まり、振り返って、歓声を上げる。
「あれがくじゅうで、あれが阿蘇で、あれが由布岳で、あれが英彦山で……」
と解説すると、ものすごく感動されていた。
登山者を追い抜く度に解説していたので、
〈お節介なジジイ〉
と思われたかもしれない。(笑)
天山山頂が見えてきた。
もうすぐ山頂。
10:59
天山山頂に到着。
七曲峠登山口から1時間と8分で着いた。
途中、お節介な解説などしなければ、1時間ほどで着いたかもしれない。
南側は雪は少なかったが、
北側から撮ると、案外多く見える。
北側斜面越しに見た由布岳。
なんか好い感じ。
こちらは、北側斜面越しに見たくじゅう連山。
いいね~
あめ山も一際美しい。
今日は、伊万里湾もよく見える。
幾重にも重なりあう山々。
手前から、
女山(船山)、八幡岳、黒髪山系、国見山系。
展望を存分に楽しみ、下山開始。
形を変えたタンナトリカブトを見ながらゆっくり歩いて行く。
いつもの場所に立ち寄る。
本日の「天山北壁」。
雪を纏って険しそうだ。(笑)
彦岳と、その向こうに広がる展望を楽しみながら下って行く。
サイモンとガーファンクルの「冬の散歩道」が聴こえてくるようだ。
12:10
七曲峠登山口へ戻ってきた。
この後、天山の麓まで下りてきて、
某所で春の花を探す。
まずは菜の花。
案外多く咲いている。
水仙の花も数を増してきた。
ホトケノザや、
ナズナもあちこちで見かける。
オドリコソウを発見。
嬉しい。
スミレも咲いている。
こちらは、白っぽいスミレ。
こちらは、白花に近いスミレ。
フキノトウも見ることができた。
ロウバイ(蝋梅)の咲く場所へ行ってみると、
まだ葉が落ちていなかったので、諦めて立ち去ろうとしたのだが、
よく見ると花が咲いている。
こちらは、同じ場所で、昨年、満開のロウバイを撮ったもの。
このときは、まったく葉は無かった。
咲き始めには、まだ葉が付いているんだね~
知らなかった。
開花しているものを見つけてパチリ。
すでに、周囲には芳香がたちこめており、
なんとも素敵なひとときを過ごすことができた。
今日も「一日の王」になれました~