エージングと言う事で聴いているんですが、ツイーターが元気に鳴るように感じます。
仕様を調べてみると、クロスオーバーが低くて、受け持つ帯域が広いようです。2K~20Khz、含有する物で固有振動が無くてコーンでは再生出来なかった球面振動を得ていると有りました。
キャビネットにも工夫を凝らして自然な音を再生するようにしているようです。
🍊機種の定格
方式 2ウェイ・2スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型
ユニット 低域用:25cmコーン型
高域用:5cmソフトドーム型
インピーダンス 8Ω
最大入力 50W
出力音圧レベル 88dB/W/m
周波数特性 35Hz~20kHz
最低共振周波数 60Hz
クロスオーバー周波数 2kHz
レベルコントロール 定抵抗連続可変型
外形寸法 幅315x高さ520x奥行290mm
重量 13.3kg
🍊解説
ビクタースピーカーのSXシリーズ第一作として発売されたスピーカーシステム。
ウーファーには25cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットのコーン紙にはドイツ・クルトミューラー社製KDUコーン紙を採用してます。
中高域には5cmソフトドーム型トゥイーターを搭載しています。
ソフトドーム振動板は柔軟性に富むドーム状構造を採用しており、硬質振動板では達成できなかった球面波形を実現しています。また、ドーム素材には均一に織られた布地を採用しており、伸縮をさまたげない構造となっています。
さらに、柔軟性に富むゴム系ダンプ材を使用することで硬い振動板が持っている固有共振を持たないという特徴を得ています。
トゥイーターの前面にはワンタッチで取り外しが可能なディフューザーを装備しています。
ネットワークにはケイ素鋼板コアを用いたコイルを採用しており、大入力時の非直線歪を低減してます。また、直流抵抗値はスピーカー抵抗値の1/20以下に設計されており、アンプのダンピングを損なうのを防いでいます。
キャビネットにはフロントバッフルとリアバッフルに北米産針葉樹ダグラスファー合板を使用しています。また、キャビネットの縦方向と横方向の音の伝播速度を等しくするため響棒を採用しており、響きの美しいキャビネットを実現してます。
さらに、内部の吸音材には、1kHz以下の吸音率が従来のグラスウールの2~3倍もあるエステルウールを採用しています。
外観の仕上げにはスプルースを採用しており、ハイソリッド・フラット・クリアー塗装で傷をつきにくくしています。
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