7月2日は半夏生(はんげしょう)だった。
昔の人は地上に生えるものをよく観察していたようだ。
ハンゲショウの葉が半分白くなることから半夏生とよばれ、大体、毎年7月2日ごろがその日にあたる。
気象協会発行『気象の暦』によると、夏至から数えて11日目で、このころ梅雨が明けるといわれ、このころが田植えの終わりに時期になる・・・と書かれていた。
地方によっては半夏生に食べるものが異なるようで、きょうテレビニュースなどでは北陸地方福井県の“焼き鯖”を食べる習慣を紹介していたが、当地方ではタコを食べる習慣があり、スーパーのチラシにはタコが〇〇円と書かれたものが入っていた。
タコといえば、20年余り前、東京で生活していたとき“タコ天”がメニューになく、時の上司がタコ天を作って欲しいと大衆食堂ご主人に話し作らせていたことがあったが、今はその店がどうなっているのだろうか?ちょっぴり、懐かしんでみたりして・・・・
テレビの料理番組で、メスダコの方が軟らかいと話していた。昔はタコを1匹買ってきていたからメスとオスの区別もついていたが、今はゆでたものがパック詰めになっているため、オス・メスの区別をするのは難しい。
また、この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)というそうで、大雨になることが多いという。
きょうまでは梅雨の晴れ間で暑い日が続いていたが、また、梅雨に逆戻りしそうな天気だ。
梅雨明け発表は例年と比べて早そうだが、今年はいつだろうか?