国会は衆院予算委員会が開かれ、野党各党が菅総理の任命責任などを中心に政府を追及した。2週間ぶりにようやく正常化した。と、いっても菅さんはどうも孤立無援のようだ。
自民党はじめ野党各党が総理はじめ内閣の政治姿勢などを厳しく質したが、長時間の議論の割には印象に残ったコメントは少なかったように思う。どうも中身が見えてこない。内閣と与党内が1つになっていないからだろう。刀が折れ、矢が尽きるまでやるとの粘り腰をみせた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110706-00000827-yom-pol(読売新聞)
また、きょうは共産党の笠井議員が、九州電力玄海原発運転再開に向けて説明会を開催したがこのとき、“やらせメール”を協力会社などに出させていたことを明らかにした。全くこんなことをさせる電力会社の体質には呆れかえるが、担当大臣の海江田さんが穏やかな口調を隠そうとせず『言語道断』と怒った。
さらに、停止中の全国の原発でストレステストを実施することを海江田大臣が明らかにした。ストレステストを簡単な日本語にすれば“安全検査”で、この検査を実施し、安全性が確認できたら運転再開に合意するというのだが、テストの結果が出るまでは電力不足が続きそうだ。