あの義足のランナー、ピトリウス被告が恋人を自宅で射殺したという事件は、全世界に衝撃を与えたが、その後ますます解りにくくなってきた。
というのも、この事件の捜査を指揮している刑事が7件もの殺人未遂容疑の捜査対象になっているというのだ(驚)。
AFP時事によると、捜査を担当する刑事の『ヒルトン・ボタ刑事は2009年に走行中の乗り合いタクシーを止めようとこのタクシーに向かって発砲し、殺人未遂容疑で起訴された。その後、起訴は取り下げられたが、南アフリカ警察のマリラ報道官によると20日になって、ボタ刑事に対する殺人未遂容疑の捜査が再開されていたことが判明したという』ことだ。
そして、『ボタ刑事が現場に最初に到着した際に現場の保存を怠ったことや、現場の状況に関してピストリウス被告の主張に矛盾を見出せないなど』ということで、頭を整理して記事を読まないと混乱する。
南アフリカは遠い国。情報がなかなか日本には届かないが、ピトリウス被告が陸上界では有名な選手。彼女を殺害する動機が私には見えない。最愛の恋人を間違えて射殺することなんて、日本であり得ない。
今朝のワイドショーなどはこの事件を取り上げ、いろいろ現場の絵入りで説明していたが、治安の悪い南アフリカでのこと、国民は銃を持って自己防衛をしているとのこと。
アメリカでも銃乱射事件が多く、事件発生とともに銃の所持が問題視される。
やはり、銃は持たない、持たせない国にすることが喫緊の課題だ。