両親の学歴や世帯収入が高いほど子どもの学力も高い傾向にある一方、家庭環境にかかわらず宿題をする子も学力が高いことが、昨年4月の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)を基に実施した文部科学省の委託研究で28日、分かった。(時事通信)⇒詳細は・・・http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140328-00000070-jij-soci (yahoo ニュース )
この春に小学校へ入学する児童をお持ちの保護者にとっては耳の痛い話だ。
子供の学力向上には、両親が高学歴でしかも世帯の収入が高いという家庭環境が必要というのだ。
文部科学省の委託研究で分かったのだが、世帯の収入が高ければ塾に行かせるなどして学力が向上するという結果については、いまの学校教育が、いかにきちんとなされていないのかという事につながりかねない。
少しでも学力のある立派な子に育てようと思っているのは両親の願い。それに水を差すような調査結果を発表するのはナンセンスで、自分たちの仕事(学力アップ)が上手くいっていないことを、親や社会の責任が大きいというのだから・・・全く無責任な話だ。。
結果を受けて今後、文科省がどのような方針を出すのだろうか?
学校教育は、塾などの補助授業に頼るのが当たり前になってきては良くない。
極端に言えば、行政として教員の資質向上を図り、小中学校の教育レベルをより高くしていくよう努めなければ、文科省そのものの存在意義が薄れるような気がする。教育のレベル向上は文科省の担当なのだから・・・。