11か月連続で減収、12月売上は前年同月比で21.2パーセント減。
日本マクドナルドが発表した去年12月の売上高が大幅に減少しているというニュースが出た。20パーセントを超えたのは去年8月以来2回目という。
同紙によると、『米国西海岸の港湾労使交渉によるポテトの調達不足により、人気商品の「マックフライポテト」を「Sサイズ」しか販売できなくなった影響が大きかった。MサイズやLサイズを販売できないうえ、Mサイズのポテトが付くセットメニューをSサイズ付きに切り替えたことによる値下げも売上げ減少につながった』という。
これもその要因だろうが、相次ぐ異物混入も売り上げ減につながっていることは否定できない。
食べ物(口に入れるもの)は異物混入はもってのほか! "歯の欠片"やビニールのかけら、バッタのような虫などが商品に入っていたというのだから、あきれたことだ。
それに、異物が混入されていたことを消費者から指摘され、会社としての対応も遅かったという。
ちょっとしたドライブで、ドライブスルーのマックは大変便利だ。フライポテトとコーヒーは"こばら"が空いた時にはちょうどよく、これまで利用していたのだが、近頃かなり回数が減ってきている。足が遠のいている感じだ。
私も含めて、消費者は正直に反応する。
庶民の味、ファストフードの牽引社としての自覚はどうなっているのだろうか?
消費者対応をパターン化させてしまっているようにしか見えない。しっかり、きっちり"お客様の側に立った"経営方針を前面に出していかないと、『異物混入』が極端に経営を悪化させる可能性が大きい。
経営者にはドライブスルーのてきぱきした若い女性のような消費者対応を求めたい。