きょうのような風を"涼風"というのだろう。
"すずかぜ"と言ったり、"りょうふう"といったり・・・。日本語は難しい。同じような意味でもこの言葉の使い方次第ではいろいろ変わって来る。
嬉しいことに、すずかぜ、りょうふう両方の涼風が感じられる日だった。
未明から降り始めた激しい雨が午前中には完全に上り、太陽も顔を見せたのだがとにかく風が涼しい。心地よい。公園のベンチに座って暫く吹く風を味わっていた。この季節、雨上がりはムシムシするのが普通なのだが、それは一切ない。
涼風をいっぱい受けて、虫の鳴き声が日一日と強くなって来ている。
秋が近くなって来たためか、スーパーの折り込みチラシにも"生秋刀魚"の写真が出てくるようになった。
数日中には、秋刀魚の刺身も出てくる季節だ。
完全に暑さが遠のくにはまだ半月以上はかかるだろうが、猛暑の夏が終わりを告げてくれるのはありがたいことだ。 (クリックで拡大)