自宅近くのスーパーで天然物と書かれた“タラの芽”のパック入りを見かけた。
かつては、ほんの一時旬の時だけ味わえる貴重な食材だったが、今ではハウス物が早い時期から出始め、昔と比べ結構長い期間スーパーの棚に並ぶようになっている。
20年ほど前に初めてタラの芽のてんぷらをいただいてから、毎年春になると“旬のもの”として、1度は天婦羅で食べることにしているが、山でタラの木をほとんど見かけなくなって探すのに苦労する。
JAなどの産直市まで行けばなんとか手に入るが、遠いので少々億劫だ。
ところで、タラの芽と同様、“フキノトウ”も珍しくなっている。平野部では宅地化の影響を受け、山野草のひとつフキが少なくなってしまったのだが、先日フキノトウを偶然発見した。 (すべてクリックで拡大)
ネットのレシピ集などを見ると、おひたしや炒め物、天婦羅などそれぞれが工夫した旬の調理法が載せられている。
これから夏前にかけてフキは茎の部分が美味な季節が来る。
もう少し暖かくなってからの話だが、フキノトウは今、収穫期だ。