ソメイヨシノを濃いピンクにしたような非常に華やかな品種で艶やかだ。
この桜が今年もソメイヨシノにさきがけ満開となった。
近所にある陽光桜(ヨウコウザクラ)も濃いピンクの花びらをつけ、実に美しい。
サクラの種類は江戸時代までに300種類が存在していて、現在ではその2倍の600種類もあるとWikipediaには記されていた。
ヨウコウザクラは比較的新しい品種。笹野高史さん主演の映画『陽光桜』で最近有名になって来たが、愛媛県の故高岡正明さんが作り出した品種。
桜は熱帯や寒冷地には根付かないのだが、この桜は暑い東南アジアでも極寒のシベリアでも咲き、逞しい生命力を持つと言われている。"奇跡の桜"といわれている。(少々オーバーかなっ)
地元の気象台はきょう(30日)標本木のソメイヨシノが開花したと発表した。ソメイヨシノに先駆け咲くヨウコウザクラは開花が早いので、県内の公園にも増えてきているようだ。
華やか、鮮やか、しかも元気が良いヨウコウザクラの前で暫し花に見入ってしまっていた。この木が満開になると、ソメイヨシノがどんどん花を開いて行く。