あまりにも天気が良い。温度もやや高め。
陽気に誘われ、路線バスに乗って山の方へと向かった。上りのウォークは少しきつい為、楽をして少しでも新緑を楽しもうということだ。
案の定、バスから見る車窓の景色は五月近しで実に清々しい。(クリックで拡大)標高が500メートルほどなので、サトザクラも少しずつ散り始めてはいたが、まだまだ今週末のお花見にはOKだろう。(クリックで拡大)
"山の笑いはじめ"は、これ!
植木類が鮮やかなライトグリーンの色を発し、クスノキも同様だった。新緑の季節をサキドリしていた。
"新緑サキドリ"をと、遠路札幌から自家用車で訪れた高齢者の夫婦は笑顔で、「穏やかで、暖かくて、新緑が本当に美しい」と大喜び。「癒されました」とニコニコした表情で話してくれた。
目に優しい新緑、太陽の光が眩しいくらい。ピンクの桜と新緑がそれぞれ競い合っている上、それぞれが輝きを増していた。
帰り道(当然ウォークだが)はイタドリやゼンマイといった山菜の成長の速さを観察しながら、点々と咲くヤマブキの花を横目に約1時間半、緩やかな道をのんびり下り、楽しい午前中だった。