水田の近くを歩いていると、カエルの鳴き声が少しずつ大きくなってきている。"大合唱”までには少しかかりそうだが、この声が聞こえて来ると梅雨を連想する。
先日、ツバメの活躍について少し触れたが、今朝は、交番の軒下に大きな巣を作りツバメたちが飛来している姿を発見、精力的にエサを運ぶ鳥たちに少し感動した。
この巣ではもう既に産卵を終えているようだった。そろそろ孵化しているのだろうか?雛には交代で次々と餌を与える姿があったが、カメラを構えると危険を察知したのか遠くへ飛んでいくツバメが多かった。親鳥たちは1日に500回も巣と餌場を往復するとのこと。ひな鳥は約2週間で巣立ちだといわれていて、梅雨に入ると巣立ったツバメが自由に低空を飛び回る。
水田に水が張られ、カエルの鳴き声が大合唱になる頃、ツバメもほとんどが独り立ちするという事だ。
その頃には、地上ではカラフルな色のアジサイの花が満開となる。今はそのプレリュードと言ってよいのだろう。早くもビワの実が色付き始めていた。
しかし、きょうもまた空気が乾いていて、水分が欲しくなる1日だった。