午前中2時間程度しか日が当たらない日陰でも生育するという『ヤツデ』。
この時期にあちらこちらの庭先でつぼみが目立つようになってきた。
"天狗の羽団扇"といわれるグリーンの光沢ある独特の葉、それに白いつぼみ。まもなくそのつぼみが白い花を咲かせる!
代表的な陰樹として知られているこのヤツデ、緑を強調する光沢のある葉が印象的だ。しかも、特徴的な葉なので、子どもの頃からこの名前を覚え、忘れはしない。
(撮影 11/7)
"八つ手"とはいうものの、葉の裂け目は7や9が多く、たまに5つの裂け目があったりする。数えていたら11あるものもあった。
奇数の裂け目で縁起が悪いと昔の人は考え、縁起を担ぐ昔の人は末広がりのヤツデ『八つ手』としたとか・・・?
(11/16撮影)
これから12月にかけて、枝先に白い放射状の丸い花序が集まり、白い花が円錐状に咲く。楽しみだ。
(11/16撮影)