古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

蔵篠猿宿パラサイト   中島京子

2022-09-21 22:59:39 | 中島京子

講談社文庫  2013年 「妻が椎茸だったころ」所収

 

こういうヘンなつくりばなし、嫌いじゃない。特に、二階に

 

寝ていて、ジャラジャラ音がするから文句を言いに行ったら

 

そこの三代目の部屋で、石が敷き詰められていて、石ヲタだって

 

いうはなしは面白いと思った。つげ義春のこともちょこっと

 

でてくるし、その手の人には嬉しい限りだ。

 

パラサイトっていうのは、寄生虫って意味じゃなくて、探検家

 

パラスの名前の下に石を表すiteがついて、パラサイトという

 

らしい。猿宿というのは、まあ、説明すると長くなるので、

 

やめておきます。

 

これも恋愛小説ってカテゴリーに入るのかな、なんか由香さんが

 

石ヲタの三代目が気に入っている、みたいなのがでてくるけど、

 

いやいや、これは、旅小説なのか、いや、違う気がする。

 

      (読了日 2022 8・25 0:35)

            (鶴岡 卓哉)     

 

 

 


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