古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

沈殿     鶴岡 卓哉

2021-04-23 09:54:32 | 詩・ポエム

沈殿    



気分がスッと落ち込み死にたいと呟き

鬱かな、と思ったりする

空を飛ぶイメージが抱けず地を這いずり回り

地球の底にへばりついてる感じでベッドに入るも眠れず

瞬く間に時間は過ぎ永久に暗闇の地底人と成り果てたような気分

陽の燦々と降り注いでいるのも分からず体中が重い

僕はこのまま辛い気分のまま死ぬのだ、と思うだけだ

 

解説

 

これを書いた頃は、実際に鬱だったようだ。体が重く、ほんとに

 

辛かったように思う。辛かったが、それをどうにもできず、あた

 

ふたするだけだった。もちろん、逃げることも叶わなかった。

 

全体的に暗い作品だが、そのときの心象が表れていると思う。

 

まんぼうのカラー魚拓。積山さんの作。


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